シンプルで使いやすい家具と収納用品が豊富に揃う無印良品。専門知識を持つインテリアアドバイザーが、家庭でも取り入れやすい収納テクニックを教えてくれました。

HOUST 編集部

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整理整頓できていますか? 引き出しの中

リビングにある引き出し。そこには、家族のさまざまな小物を入れることが多いと思います。しめておけば、外からすっきり見える便利な収納アイテムではありますが、その中身は……。皆さんのお家の引き出しの中は、きれいに整頓されていますか? 「入れるものを決めて、きちんと整理するぞ!」と意気込んで使いはじめるものの、気付けば雑然としたただの物入れに。毎回ガサガサと探しているうちに、何をどこに入れたかわからない、なんて状態になっている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。

今回も「無印良品有楽町店」でインテリアアドバイザーを務める佐伯栞さんに、引き出し収納の解決法についてお話を伺いました。

佐伯さん 「引き出し内収納のステップは、大きくこの4つです。

①何をしまうかイメージをする

②ジャンル別に分け、それらの大きさや量を確認する

③最適な引き出しを用意する

④引き出しの中を仕分け、定位置を決める

リバウンドなしの引き出し収納を、一緒に作っていきましょう!」

アイテムに合わせた引き出しを選ぶ

「まずは、リビングに置く小物をイメージして、それからジャンル別に分けてください」と佐伯さん。よく置かれるジャンルとしては、ステーショナリー、化粧品、薬、CDなど。それぞれの量や大きさを見て、最適な引き出しを選ぶことがポイントです。

佐伯さん 「無印良品には、スタッキングシェルフと組み合わせて使える、さまざまな引き出しをご用意しています。何をどれくらい入れたいか、あらかじめ確認しておけば、効率的に選んでいただけると思います」

つい積み上げてしまいがちなCDやDVDも、サイズの合った引き出しに立てて入れれば、タイトルも一目瞭然です。「スタッキングチェスト引き出し各種(¥7,000〜・税込)」

引き出しの中を細かく仕分ける

引き出しの中がごちゃごちゃする理由は、大小さまざまなサイズがある小物をすべて放り込んでしまうこと。佐伯さんは、引き出しの中にもルールを決めれば、きれいなままキープすることができると言います。

佐伯さん 「引き出しの中に仕切りを作って、物の定位置をきちんと決めてあげることが大切です。ここで活躍するのが、収納トレーです。収納トレーを組み合わせて、アイテムの大きさに合わせた仕切りを作ってあげましょう。出したら、同じところにきちんとしまう習慣を付ければ、リバウンドの心配もありません」

高さのある化粧水や、小さなメイクブラシ。化粧品のアイテムは立てて入れると、見やすい上に取り出しやすく、便利です。「ポリプロピレンメイクボックス(¥160〜・税込)」

もっともごちゃつきがちなステーショナリーは、収納トレーを組み合わせ、寝かせて収納するのがコツです。「ポリプロピレンデスク内整理トレー(¥120〜・税込)」

収納トレーは、大小のボックスと、仕切りの板も別売り。用途に合わせてレイアウトができて便利です。

無印良品では、「インテリア相談会」「整理収納サービス」「住まいに合わせてつくる収納」など、インテリアアドバイザー、もしくは整理収納アドバイザーに直接相談できるさまざまなインテリアサービスを実施しています。実施店舗は無印良品のHPでご確認ください。

次回vol.3では、アウトドアシーンで役立つ収納テクニックを伺います。お楽しみに!

無印良品 有楽町店

  • 住所:東京都千代田区丸の内 3-8-3 有楽町インフォス1F〜3F
  • アクセス: 有楽町駅[D9]から徒歩約0分 銀座一丁目駅[1]から徒歩約3分 有楽町駅[JR京橋口]から徒歩約1分
  • TEL:03-5208-8241
  • 営業時間:10:00~21:00
  • 年中無休
  • ※2017年6月7日(水)は館内電気設備点検のため店休日。
  • https://www.muji.net/store/?sc_cid=pb-1706_000314
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今回、お話を伺ったのはこの方
佐伯栞さん

無印良品 インテリアアドバイザー
学生時代から無印良品でアルバイトをしていた、根っからの無印良品ファン。入社5年、インテリアアドバイザーとして3年目。お客様の考えをカタチにしていく仕事に、やりがいを感じています。