CHAPTER 06「プテリス(シダ植物)」

変化のない見慣れた部屋で過ごす日々を、もの足りないと感じたことはありませんか? 暮らしのシーンを彩ってくれるお気に入りの植物に出合ったら、そんな印象はガラリ、変わるかも。特別なことは必要ありません。毎日ちょっとずつ表情を変えながら成長していくグリーンとともに暮らすヒントをご紹介。もっと快適な毎日を送ってみませんか?

科名:イノモトソウ科
属名:プテリス
原産地:各地の熱帯〜亜熱帯

梅雨明けが待ち遠しいこの時季におすすめしたいのがシダ植物の中でも育てやすいプテリス。シンプルで涼しげな印象のプテリスは弱光線を好むので一年を通して柔らかい日射しの元で育てます。強い日射しに当てると葉の色が薄くなり葉が茶色く枯れていきます。真夏の直射日光には気を付け、5月~9月は屋外の半日陰の場所に置きましょう。室内の明るい場所でも充分育ちますが、夏期は屋外の半日陰の場所の方が葉の色つやのよい丈夫な株になります。

耐寒温度は最低5°Cといわれています。可能でしたら冬場は室内に取り込んで明るい場所で育てましょう。シダ類の中では比較的乾燥に強いほうですが、湿度不足になると生長が悪くなります。とくに芯の部分が乾燥すると新しく出てくる葉が小さくなったり、不格好なでこぼこの形になってしまうことが。基本的に湿気のある環境を好みますが、風通しの悪い場所では蒸れやすいので、置き場所に注意が必要です。

春から秋の生育期は、土の表面が乾いたら与えるようにします。特に夏は乾きやすいのでこまめにチェック。冬は水をやりすぎると根が腐って植物全体が枯れてしまうことがあるので、土の表面が乾いて数日たってからたっぷりと与えるように育てます。

写真のように苔玉をプラスしてアレンジすれば、空間を彩るアクセントとしてひと味違った雰囲気を醸し出してくれますよ。

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お手入れポイント

「苔玉の水やり」

植物の根の部分に苔を丸めてアレンジする苔玉。苔は湿気を好みますが、水のあげ過ぎは良くありません。風通しの良い半日陰で育てます。屋内に置いたままにすると蒸れる恐れがありますので特に5~9月は、留守にしている時間や夜の睡眠の時間に風に当ててあげると良いでしょう。

水やりは、苔の表面が白く乾いて、苔玉が軽くなったらボウルに水を張り、2~3分しっかりと給水を行うことがポイントです。

TRANSHIP

エントランスから足を踏み入れると、大小さまざまなグリーンがヨーロッパのアンティークインテリアや小物に調和するように並ぶ「TRANSHIP」。広い店内には、一人暮らしの部屋に合う小さなエアプランツや、多肉植物、インテリアの一部として存在感を放つ大きめのグリーンまで、サイズや種類が多数そろいます。落ち着いたやさしい空間は、都会の喧騒を忘れ快適にグリーン選びをたのしみたい人に訪れてほしい場所です。

所在地 東京都品川区小山3−11−2 1F
TEL 03-6421-6055
営業時間 11:00〜19:00
定休日 水曜日、年末年始
アクセス 東急目黒線「武蔵小山」駅東口出口より徒歩5分
URL http://www.tranship.jp