CHAPTER 03「シッサス・シュガーバイン」

変化のない見慣れた部屋で過ごす日々を、もの足りないと感じたことはありませんか? 暮らしのシーンを彩ってくれるお気に入りの植物に出合ったら、そんな印象はガラリ、変わるかも。特別なことは必要ありません。毎日ちょっとずつ表情を変えながら成長していくグリーンとともに暮らすヒントをご紹介。もっと快適な毎日を送ってみませんか?

科名:ブドウ科
属名:ツタ属
原産地:オランダで品種改良された園芸品種

長く伸びる蔓と、5枚の小さな愛らしい葉が魅力のシュガーバイン。蔓性の観葉植物で、他物に絡みながらよじ登り木化する習性があります。観葉植物の中でも比較的育てやすく、インテリアにも馴染みやすい存在感と繊細さが人気の品種です。

シュガーバインは耐陰性があるので置く位置を限定せず、室内のさまざまな場所で成長を楽しむことができますが、湿度の高い場所には不向き。状態をみながら、風通しのよい明るい場所で日に当てる時間も必要で、特に生育期間である春〜秋にかけてはたっぷりと日に当ててあげると丈夫に育ちます。夏の直射日光は日差しが強すぎるので避けて管理するように注意しましょう。

また乾燥にはある程度耐えるため、春〜夏にかけての水やりは鉢の表面が乾いたら与える程度で十分。真夏は土がよく乾くので乾く前に与えます。秋になり最低気温が20℃を下回ってきたら水やりの回数を徐々に減らし、そして冬は乾かし気味に管理を。表面が乾いて2、3日してから水を与えるくらいの頻度を目安にします。比較的寒さには強く5℃以上あれば冬越しできます。ただし、強い霜には当てないように配慮をお忘れなく。

いろんな方向へ蔓を伸ばし空間を引立ててくれるシュガーバインは、高さのあるラックに置いて垂れ下がる美しい形状を遠目に楽しむもよし、食卓などに置き弧線を描く艶やかな緑色を間近に楽しむもよし。日常にほんのり優しい春色を取り入れてみてください。

グリーンのプロ「TRANSHIP」に学ぶ!
お手入れポイント

「置き場所」

シュガーバインは耐陰性がありますが、日光に当てる機会が極度に少なく日照不足になると葉色が悪くなったり節間が伸びたりします。また湿気に弱く、水の与え過ぎは根崩れを起こす要因に。日光が当たらず蛍光灯や白熱灯の明かりが欠かせない室内で育てる場合、窓辺など日当りと風通しのよい場所へ置き換え、日に当てることが大事です。夏場の直射日光を避けるには、レースのカーテン越しの日光浴がおすすめ。

シンプルなセメントの鉢に植えると、どんなインテリアにも馴染みやすく、花言葉通りの「すこやか」な雰囲気を運んでくれそうです。

TRANSHIP

エントランスから足を踏み入れると、大小さまざまなグリーンがヨーロッパのアンティークインテリアや小物に調和するように並ぶ「TRANSHIP」。広い店内には、一人暮らしの部屋に合う小さなエアプランツや、多肉植物、インテリアの一部として存在感を放つ大きめのグリーンまで、サイズや種類が多数そろいます。落ち着いたやさしい空間は、都会の喧騒を忘れ快適にグリーン選びをたのしみたい人に訪れてほしい場所です。

所在地 東京都品川区小山3−11−2 1F
TEL 03-6421-6055
営業時間 11:00〜19:00
定休日 水曜日・年末年始
アクセス 東急目黒線「武蔵小山」駅東口出口より徒歩5分
URL http://www.tranship.jp