CHAPTER 08 「ビカクシダ(通称:コウモリラン)」

変化のない見慣れた部屋で過ごす日々を、もの足りないと感じたことはありませんか? 暮らしのシーンを彩ってくれるお気に入りの植物に出合ったら、そんな印象はガラリ、変わるかも。特別なことは必要ありません。毎日ちょっとずつ表情を変えながら成長していくグリーンとともに暮らすヒントをご紹介。もっと快適な毎日を送ってみませんか?

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科名:ウラボシ科
原産地:南米、東南アジア、アフリカ、オセアニア

今回ご紹介するのは、ビカクシダ。通称、コウモリランとも呼ばれ、ユニークなフォルムに魅了されるファンが多く、インテリアとして抜群の存在感を発揮します。

比較的耐陰性がありますが、明るめの環境の方が好ましく強く育ちます。秋から春はできるだけ光に当てるようにし、夏は半日陰にするとよいでしょう。夏の直射日光は葉焼けを起こす原因となるので避けること。

ビカクシダは、冬を除けば屋外での育成が可能。屋外で育てる場合は、高温を好むので気温が下がりはじめる10月以降は室内に移しましょう。最低気温12〜15℃を保ち、水やりを控えれば越冬できます。

注意したいのは、水やりです。生育期の春から秋にかけての水やりは2〜3日に1回たっぷりと。冬場は週に1回程度行います。水の与え過ぎはよくありません。水やりの後は風通しのよい場所に置き、風を当ててあげることで根腐れを防ぎましょう。

土を必要としない着生植物なので、ベースとなる木材に着生させ壁に掛けたり、ハンギングしたりオリジナルのスタイルで空間を活かした楽しみ方ができるのが魅力です。

グリーンのプロ「TRANSHIP」に学ぶ!
お手入れポイント

「ピカクシダの水やり」

株元に張りつくように株全体を包み込んでいる葉を「外套葉」、そこから羽のように外に広げた葉を「胞子葉」といいます。外套葉には貯水組織があるので、水をやるときは外套葉を中心にしっかり与えます。水を入れたバケツにつけてもよいですが、霧吹きを使うとスムーズ。また、乾燥する季節は、虫の発生を防ぐため、葉水を行うと効果的です。

TRANSHIP

エントランスから足を踏み入れると、大小さまざまなグリーンがヨーロッパのアンティークインテリアや小物に調和するように並ぶ「TRANSHIP」。広い店内には、一人暮らしの部屋に合う小さなエアプランツや、多肉植物、インテリアの一部として存在感を放つ大きめのグリーンまで、サイズや種類が多数そろいます。落ち着いたやさしい空間は、都会の喧騒を忘れ快適にグリーン選びをたのしみたい人に訪れてほしい場所です。

所在地 東京都品川区小山3−11−2 1F
TEL 03-6421-6055
営業時間 11:00〜19:00
定休日 水曜日・年末年始
アクセス 東京メトロ「武蔵小山」駅東口出口より徒歩5分
URL http://www.tranship.jp