CHAPTER12「コルジリネ」

変化のない見慣れた部屋で過ごす日々を、もの足りないと感じたことはありませんか? 暮らしのシーンを彩ってくれるお気に入りの植物に出合ったら、そんな印象はガラリ、変わるかも。特別なことは必要ありません。毎日ちょっとずつ表情を変えながら成長していくグリーンとともに暮らすヒントをご紹介。もっと快適な毎日を送ってみませんか?

科名:リュウゼツラン科
原産地:主に熱帯アジア

先端がややとがった長楕円形で、色鮮やかな葉が美しい「コルジリネ」。独特の存在感で部屋の雰囲気を一瞬で変えてくれそうなひと鉢です。

丈夫で比較的育てやすい植物ですが、日当りを好むので葉の色を鮮やかに保つには、日に当てることが大切です。特に薄い色の葉の種類は真夏の直射日光で葉を痛めてしまうため、直射日光のあたらない明るい日陰に移動させましょう。

春〜秋の生育期にかけては土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。土が湿っているうちに水を与えると根腐れの原因に。冬は生育が緩やかになるので、水やりの回数も少なくします。土の表面が乾いてから2〜3日ほど間を空けてから水を与えるようにするのが適度。初心者の方などは、冬は乾かし気味に育てるようにすると失敗が少なくなるかもしれません。

コルジリネを育てるときに心配なのが、害虫。日照不足や乾燥した状態が続くと発生しやすくなります。ハダニやカイガラムシは、葉っぱの裏に寄生し、葉の色が悪くなったり、生育が衰えたり、新芽につくとでてくる葉が奇形になったりします。見つけたら、市販されている園芸用の殺虫剤を10日おきに2~3回散布し、退治していきましょう。乾燥しているときはときどき、霧吹きで葉に水をかけることである程度予防できます。

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アレンジポイント

「鉢の植え替え」

植物を購入するときに、鉢土の状態をチェックしてみましょう。購入したときのままの状態ですぐに育てられる鉢もありますが、中には鉢の植え替えが必要な状態のものもあります。

植え替えを行うには、最低気温が15度以上の5~9月くらいの時期。とくに、春が最適です。

用土は水はけがよく、保水性に優れたものを使うのが理想的です。市販の培養土を利用してみましょう。乾燥を好む植物の場合は、赤玉土を混ぜると排水性が増すので管理をしやすくなります。

また、植物の生育を促進させるために肥料を活用するとよいでしょう。

植物には三大要素といわれる窒素、リン酸、カリウムが必要となります。窒素は葉や茎を育てる肥料、リン酸は花や実をつける肥料、カリウムは根や茎を丈夫にする肥料です。さまざまな種類の肥料が市販されているので、植物に必要な要素とその役割を知って、用途に合わせ取り入れてみるのも手です。

TRANSHIP

エントランスから足を踏み入れると、大小さまざまなグリーンがヨーロッパのアンティークインテリアや小物に調和するように並ぶ「TRANSHIP」。広い店内には、一人暮らしの部屋に合う小さなエアプランツや、多肉植物、インテリアの一部として存在感を放つ大きめのグリーンまで、サイズや種類が多数そろいます。落ち着いたやさしい空間は、都会の喧騒を忘れ快適にグリーン選びをたのしみたい人に訪れてほしい場所です。

所在地 東京都品川区小山3−11−2 1F
TEL 03-6421-6055
営業時間 11:00〜19:00
定休日 水曜日・年末年始
アクセス 東京メトロ「武蔵小山」駅東口出口より徒歩5分
URL http://www.tranship.jp