家作りのヒントが満載のパナソニックセンター大阪

こんにちは!梅雨入り間近で暑い日が続いていますが、今回は大阪の複合商業施設、グランフロントにある「パナソニックセンター大阪」でディレクションやスタイリングを担当させて頂きました空間や採用した家具などをご紹介させて頂きます。
リフォームをお考えの方などにも参考にして頂けるアイデアがたくさん詰まった見どころ満載の空間となっていますよ!

グラフィカルな床にも注目のライブラリースペース

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まずこちらは、全3フロアあるパナソニックセンター大阪の1F部分にある、「Re-Life ライブラリー」になります。

住宅や暮らしに関する書籍が約5000冊も揃っているスペースです。自由に書籍の閲覧が可能で、快適な家作りのための様々なヒントを探すことができる図書館のような空間となっています。デザインのポイントは何と言っても床面のカーペット。ダークネイビー、ブラウン、ベージュという異なるカラーを変形で貼り分け、シックかつ遊び心のある幾何学的パターンを構成してみました。じっくり書籍を読むことができる各テーブルには、<ヴィトラ>や<アルテック>などのデザイン違いの椅子を、ブラックを主体にしながらナチュラルなウッドのカラーを交ぜつつシンプルな印象になるように組み合わせました。

また天井側からは作家さんの彫刻作品がアーチを描くように吊り下げられていて、空間に独特の表情を与えていますので、是非現場で体験してみて欲しいです。

真鍮色を効かせた、シックなコンシェルジュデスク

さて次は、専門スタッフが様々な相談や要望に答えてくれる「コンシェルジュデスク」の空間になります。

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リフォームや不動産、住宅ローンに高齢者向けのサポートサービスなどなど、暮らしにまつわる各種の問題に関して専門スタッフに相談できるデスクスペースです。落ち着いてお話ができるように全体のトーンは抑えながらも、真鍮のゴールド色をポイントに上質な雰囲気を演出しています。

海外から取り寄せたデスク付近の置き型のオブジェに加え、天井からも立方体の真鍮作品が吊り下がり、空間をダイナミックに飾っています。
ネイビーカラーのカーペットと真鍮のカラーが非常にマッチして、とてもよい雰囲気になりました。

そしてデスクスペースのチェアには、日本の家具メーカー、タイム アンド スタイルさんの製品をセレクト。長時間の打ち合わせになった場合にも快適性が保てるように、ウレタンを張ったファブリックシートのモデルを選びました。滑らかな背もたれやアームの形状も上品です!

機能性とデザイン性を兼ね備えた、バリアフリーの最先端

続いてですが、ここからは具体的なリフォームの事例を疑似体験できる「Re-Life Floor」の2つの家を続けてご紹介したいと思います。

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こちらは、高齢者向けの介護用リフォームの事例として作られた「バリアフリー・ヴィラ」と名付けられた家です。

住まい手の想定は、バリ旅行が好きだった80歳の女性。その息子が実家のはなれをその母のためにリフォームしたというストーリーになっています。

椅子や車椅子に座ったまま調理ができるキッチンや、手すりを設置してコンパクトにまとめたベッドなど、自立した暮らしを支えてくれる負担の少ないリフォームのアイデアが随所に盛り込まれています。

ということでインテリアには、アジアのリゾート施設などを想起させるナチュラルな素材感の内装材や、エスニック柄のファブリックなどをアレンジ。
置物や家具にもアジアのヴィンテージアイテムを取り入れました。

高齢者向けや介護用というと、どうしても機能優先でデザインや見た目に妥協せざるを得ないことが多いのですが、住まい手の趣味を尊重しながら、いかに機能的に、そして快適に過ごせるように空間を作っていけるか。ハードルは高く感じましたが、とても多くのことを学ばせて頂いた空間でした。

暮らしの主役は愛猫!? 人も猫も集える共生空間

では最後です。ペットの猫と一緒に楽しく暮らすためのリフォーム事例、パナソニックセンター大阪の2Fにある「猫カフェ in わが家」になります!

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実は自分が猫を飼っているからという、そんな理由でこの家のスタイリング担当を命じられたという裏話もありつつですが、できあがった空間はとってもユニークな内装になっています。

猫好きの夫婦が子供たちの独立を機に、猫と同居でき、猫好きの友達の集えるカフェのような家にリフォームしたというストーリーになっています。

アンモニアや傷に強いフローリング材の使用や、爪研ぎ専用の壁面、猫の動線を考えたキャットウォークの設置など、まさに猫との共生のためのアイデアがインテリアに反映された楽しさとこだわりの詰まった空間です。

ソファやコーヒーテーブル、ダイニングチェアはフランスのブランド<リーン・ロゼ>のアイテムをセレクト。爽やかなグリーン系の配色でまとめ、カジュアルで優しい雰囲気に。所々に猫好きのご夫婦の趣味性を感じさせる猫モチーフのオブジェや雑貨などをアレンジしています。

しかしインパクトが強いのは、やはりダイニングテーブルですね。キャットツリーと一体型になった特別仕様で、天井近くでキャットウォークとつながっていて、自由に猫が行き来できる設計となっているのです!

以上、パナソニックセンター大阪で担当させて頂きました4つの空間をご紹介させて頂きました。

ほかにも館内では、黒田美津子さん、茂木雅代さん、窪川勝哉さんなど、ご活躍中のインテリアスタイリストの方々が手掛けた複数のスペースを体験することができます。

楽しみながら色々なリフォーム事例を知ることができる施設となっていますので、大阪に行かれる際には是非寄って頂ければと思います。

では、また!