新しい季節をたのしむ “魅せる”収納のアイデア

こんにちは!

4月に突入してすっかり春らしく暖かくなってきましたが、この時期はGW前のオープンを意識して、マンションや住宅メーカーさんのモデルルームのコーディネートのお仕事を頂く機会が増えます。

住まいにもインダストリアルなテイストを

そこで今回は、先日に引き渡しを終えた、内装コーディネートを担当させて頂いたマンションのモデルルームで使用した収納アイテムをご紹介したいと思います。

まずはモデルルーム全体の説明をいくつか。間取りは3LDKで、住まい手の家族像としては、40代の夫婦と小学校高学年の女の子がいる設定で、インテリアのコンセプトは、「New Basic + Casual」としました。

この写真はLDKのダイニングの空間を撮影したものです。

家具はブラックやブラウンなどのシックで落ち着いた色味をカラースキームにベーシックなアイテムを選び、近年のインテリアのトレンドであるインダストリアルなテイストや古材のウッドなどのラフな質感を取り入れ、カジュアルな親しみやすさをプラスしています。

壁面を彩るボックス型収納

パッと見て印象的なのは、壁面にランダムに取り付けられたボックス型の収納だと思いますが、これはこの部屋のために特注して作ってもらったものです。

左が寄りの写真。前面の部分は古い木材の質感を加工せずにそのまま生かし、内部や側面のみ削って滑らかにしています。

制作は木材の造作で内装や特注家具などをお願いする機会の多い、LOGGER Co.,Ltd.さんによるものです。
古材を使用しながらもあまりワイルドになり過ぎないように調整してもらいました。

プロの制作現場を拝見

今回は取り付けもLOGGER Co.,Ltd.さんにお願いしましたので、その過程をちょっと振り返ってみましょう。

まずは全体のバランスを考えて位置を決めたらマスキングテープでガイドを作り、

木ネジで直接壁面に固定していきます。難しい作業ではありませんが、よいインパクトドライバーは必須ですね。

あ、もちろん水平になっているかも確認しています。
最後に本を置いたり、オブジェを飾ったりするので、きちんと。まあ普通ですが。。。

という感じで取り付けました。LOGGER Co.,Ltd.さん、お疲れさまでした!

この壁付けのボックス収納は、実用品を収納するための道具という感じではなく、好きなものを飾って楽しむ飾り棚としての意味合いの方が強いですね。

ボックス自体はシンプルな姿ですが、住まい手の趣味によって様々な表情に変化していくのが面白いところです。

コートハンガーで遊び心もプラス

続いては同じく壁面に取り付けたコートハンガーに触れたいと思います。

木材のブロックをつなぎ合わせて作ってあります。
廃材木などの不要となった木材を再利用して作られたもので、オランダのデザイナー、ペペ・ヘイコープがデザインしたものです。

リサイクルレザーなどを使った家具や照明のデザインなどで知られる気鋭のデザイナーのコートハンガーですが、機能性重視というよりはやはり見た目。オブジェとして壁に取り付けてあるだけでも面白いアイテムです。

今回は2個を横並びに取り付け、ストールやハットなど奥様の服飾小物をアレンジしてみました。

センスがいきるラダー収納

最後はアイアン製のラダー収納です。
壁に立て掛けて使用するもので、リビングのソファ横のコーナーに設置してみました。

写真のように雑誌などをそれぞれ引っ掛けてもよいですし、ブランケットやストールなどを掛けておくのもよいですね。
アメリカの「PARK HILL(パークヒル)」というメーカーのもので、本当のはしごとしては使えません。あくまでディスプレイ用のインテリアアイテムとして製造されているものです。

使い込まれたような味のあるアイアンの風合いもよく、今回の内装に非常にマッチしていました。

これもアイデア次第で長いコードの照明をアレンジしたり、ハウスキーピングの道具をフックで引っ掛けたりできたりと、ユーザーが自由に使い方を見出せるところがよいですね。エアプランツなどを飾っても良さそうです。

さて、今回はモデルルームで使用した3つの“魅せる”収納アイテムをご紹介させて頂きました。

使い方はアイデア次第。楽しく心地よいインテリアを作るヒントにしてもらえたら嬉しいです。

では、また!