手紙・ハガキの整理収納(2/4回)

固定概念を捨て、マイルールを作りましょう

ペーパーアイテムの中でも、友人・知人からの手紙やハガキは思い出がこもっているだけに処分しづらいもの。阿部さんは、まずその意識から問いなおすべきと考えます。

「重要度は“手紙・ハガキ>メール・ファックス>電話”という価値観が根強く残っているように感じますが、本当にそうでしょうか。“手紙やハガキは思いのこもった大事なものだから、処分などできない”と思い込んでいるだけでは? それらはあくまで気持ちや情報を伝えるツールのひとつであるはず。とすれば、読んだ時点である程度の役割を果たしている内容もあるのです」

ルールに当てはまらない時は感謝して処分

阿部さんは手紙やハガキを1度読んだら、①返事が必要か ②差出人の住所確認のために保管するか、2点を最初にチェックします。①②どちらにも当てはまらないものの中には、人によって特別執心してしまう内容のものもあるはずです。その場合、③マイルールに沿って厳選します。読んだ時点で相手の気持ちは受け取っているので、①②③に当てはまらないものは感謝して処分します。手紙やハガキに対する阿部さんのマイルールは「大好きな猫に関するものは長期保存する」というもの。友人が送ってくれる猫の絵葉書や写真は部屋に飾るなどして楽しみます。

①②に該当した一時保存の手紙やハガキは、収納スペースを決めて一時保存。「書棚の引き出し上下2段を一時保存用のレターボックスと決めて下の段から上の段の順に入れていきます。上段がいっぱいになったら、下段のものから処分。こうすることで、自動的に古い内容から処分することができます」

保管場所と期間を定める

また年賀状など定期的に届くものは、年ごとにひとまとめにし、書棚に保管。3年過ぎたら古い年のものから捨てます。阿部さん自身は年賀状単体では出さず、年明けに新刊案内に寒中見舞いを同封して送っているそうです。

「手紙やハガキも、前回お話ししたような“動きが多い”もののひとつと考えるようにし、一定量を保管できる場所を定めると、むやみに溜まるのを防げます。写真も同様ですが大事な手紙やハガキはしまい込むのではなく、部屋に飾ったり読み返しやすいようにファイリングしたりすることでより楽しめます。すると満足して、いずれ処分できるように気持ちが変化するかもしれませんよ」

(つづく)

4月のテーマ「ペーパーアイテム収納」