「決断力」をみがくのがすっきりへの近道(3/4回)

家のごちゃつきの元になるのが、気づけばいつの間にか溜まっているもの。中でも「なかなか捨てられないもの」に苦労している方は多いのでは? それらをうまく整理するコツを、生活研究家・阿部絢子さんに伺いました。

決断力は、日々の意識で身につくもの

  • 「無料」に弱い
  • 凝り性でひとつのものにこだわる
  • 流行りものに飛びつく
  • 店員からほめられるとすぐに買ってしまう
  • ひとりで居酒屋に入れない
  • 1泊2日の旅行に肌着以外の着替えを持っていく
  • 親や周囲の薦める人と付き合った(または結婚した)

上記が当てはまる人は、家も散らかっていませんか?

というのも、これらは「自分で考えて決める力が鈍っていて、状況に応じて決断することができていない」からです。不要品の多い家は、決断を先送りにしてきた結果なのかもしれません。

ものの取捨選択がしっかりできるようになれば、不要なものがあふれることなく、迷う時間も減らせて、スペースも時間もムダにしなくなります。

そのために必要なのが、決断力。阿部さんは「決断力をつける練習」10個を提唱しています。

  1. 今、食べたいものをサッと思い浮かべる(メニューで迷わない)
  2. 今日したいことはたとえ10分だけでもする
  3. 今、嫌なことやしたくないことがすぐわかる
  4. 「また今度」という言葉を何回使ったか数える
  5. 今日使う食材を5分で選ぶ
  6. 友達とのおしゃべりは2時間で切り上げる
  7. 10万円以上の買い物を誰にも相談しないで買う
  8. 「もったいない」「何かに使える」「どこかで役立つ」は意味がないと理解できる
  9. 調理の後片付けが5分でできる
  10. 「ああしておけばよかったな~」と思わない

この10個のポイントを、毎日意識してみましょう。これらはすべて「自分で要不要を短時間で判断し、決断できる」ようになるための練習です。

今すぐ全部実行できなかったとしても、何度も繰り返していくことで身についていきます。

(つづく)

12月のテーマ「なかなか捨てられないものの整理収納」