定期的にチェック&お手入れ(4/4回)

暑い日が続く中、「料理を作るだけで疲れる」という方は、もしかしてキッチンでの物の置き方・しまい方に原因があるのかもしれません。ムダに動きまわることなく、手早く調理できるキッチンとは? 生活研究家・阿部絢子さんに教わりました。

衛生的で使いやすいキッチンをキープ

水気の多いキッチンで、阿部さんが大事にしていることのひとつが調理器具をよく乾燥させること。

「まな板やざる、クロスやたわしを複数用意していて、常に完全に乾燥した道具を使用。まな板は専用スタンドに立て、ふきんやあみたわしは冷蔵庫横にフックで吊るしてしっかりと乾かしてから使います」

こうした日常の心がけ以外にも、定期的なチェック&お手入れをすることで、衛生的で使いやすいキッチンをキープすることができます。

季節ごとに調理器具を収納スペースからすべて出し、風を通します。収納スペースには消毒用エタノールを噴きかけて水拭きし、汚れを取り除いたり害虫予防につとめましょう。

その際、調理器具のチェックもあわせて行います。チェックすべき点は2つです。

  1. ①使っていない調理器具がないか。
  2. ②調理器具に傷みや汚れがないか。

①は「3~5年使っていないなら、処分すべき」と阿部さん。年齢とともに、作る料理のジャンルや量は変化していくので、以前はよく使っていたけれど今はもう使わなくなってしまったアイテムも出てくるはず。それらは潔くキッチンから退場させましょう。

②は鍋の取っ手がぐらついていないか、フライパンに洗っても取れない汚れがついていないかなど、調理器具の状態をチェック。必要に応じてお手入れします。

よく使う調理器具のお手入れとしては、


  1. ●まな板 …木製・プラスチック問わず、ふきんを巻いて洗いおけに載せ、漂白剤を溶いた水を上からかけ1時間ほど放置し、水でしっかり洗い流す。へこみが激しければ、プロに依頼して平らに削ってもらう。
  2. A01_24_img03
    ●菜箸 …先が傷んでいたら包丁で削り、焦げや変色などを取り除く。

  3. ●包丁 …砥石で研ぐ。

  4. ●ふきん …洗いおけに漂白剤を溶いた水を入れ、浸け置き。その後、水でしっかり洗う。
    (※これは日頃から週に1回程度行うとよいでしょう)

特に梅雨時~夏は油断すると食中毒などのトラブルの原因に。しっかりとチェックし、適切なお手入れを行いましょう。

また、お手入れできないほど汚れていたり、傷んでいる場合は買い替えも検討を。常にコンディションのよい調理器具を使うことで、キッチンで過ごす時間が快適になりますよ。

(おわり)

7月のテーマ「動線を考えたコンロ・シンクまわりの整理収納」