使用頻度に応じた指定席を決める(2/4回)

前回は「冷蔵庫の整理収納」についてご紹介しましたが、キッチンの食品で管理に苦労するものと言えば、「保存食品」。「冷蔵庫はすっきりしていても、気づけば賞味期限の切れた保存食品があちこちにある」という方も多いのでは? 生活研究家・阿部絢子さんに保存食品を適切に管理するための方法を教わりました。

冷暗所あるいは、通気性のよい場所を保存場所に

保存食品の分類』が終わり、賞味期限内の必要な食品だけが残ったら、次に収納場所を考えていきましょう。

「保存食品のパッケージ表記には『冷暗所』での保管を推奨されていることも多いですが、現代の住宅事情や気候では、どこが冷暗所といえるかなかなか難しいものがあります。ご家庭のキッチンで、

  • 直射日光が当たらない
  • 過度に高温・多湿にならない
  • 風通しがよい
  • 出し入れしやすい

といった食品保管に向いた場所を探してみてください」

阿部さんの場合、キッチンの食器棚の隣に、食品保管用の棚を上下に設置しました。上の棚には上下2段に乾物や粉物などを種類別にカゴにまとめて収納し、下の棚のうち2段には乾麺や塩のストック、レトルト食品などを引き出し収納しています。

この食品棚のポイントは、あえて阿部さんの手が届く範囲に高さを制限したこと。そのため、上部は棚板の上下2段とも出し入れしやすく、頭上にしまったまま忘れてしまうといった迷子状態を防ぐことができます。

「出し入れしやすい上の棚にはよく使う乾物など、下の棚には詰替え用の塩などストックの意味合いの強いものと、ゆるく分けています」

このように、収納場所を考えるときは使用頻度を考えて、よく使うものほど出し入れしやすいところに置くようにしましょう。収納場所については、下の図をご参考に。できるだけ1カ所、それが難しい場合はそれぞれをなるべく近くにまとめた方が、使うのにも管理するのにも便利です。

(つづく)

6月のテーマ「保存食品の整理収納」