場所に合わせた掃除法と道具の収納(3/4回)

家を快適に保つために欠かせない、掃除道具。どのご家庭にもあるけれど、意外と使いこなせていないもの。掃除が楽しくなる道具の選び方から収納法まで、長年、掃除道具を研究してきた生活研究家・阿部絢子さんに伺いました。

部屋ごとに使う掃除道具をおしゃれに見せる

今回は、阿部さん宅の汚れに合わせた掃除方法と道具の選び方、収納法を見ていきましょう。

リビング

リビングで気になる汚れといえば、家電周りのホコリ。電話機を置いたイスの背にオストリッチの羽ブラシを掛け、電話機やテーブルをサッと払います。天井ブラシもこちらに。

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第2回「きれいな暮らしをキープする掃除習慣と収納法」でご紹介したように、観葉植物周りに窓や壁を掃除するブラシやはりみ(ちりとり)を収納。ワインボトルケースに立てるなどして、おしゃれにインテリアになじませています。

キッチン

水汚れはマイクロファイバークロス、油汚れは毛足の長いファイバークロス、と汚れの落としやすさでクロスを使い分け。「汚れたらすぐに拭くので、洗剤はほとんど使いません」。冷蔵庫横に吊るすことで、風通しよく清潔に保てます。「蛇口など金属部分が輝いていると、家全体がきれいに見え、気持ちも明るくなりますよ」

寝室

小物や本などを置きがちなサイドテーブルは、特にホコリや髪の毛が溜まりがち。小回りの効く、毛足が短く柔らかいブラシで払い落とします。

和室

猫の食事場があるので、食べかすをすぐに取れるホウキや掃除機をここにスタンバイ。天井は汚れを吸着する天井ブラシを使うと、ホコリが舞いません。これはリビングと兼用です。

サニタリー・浴室・トイレ

水回りのしつこい水垢を防ぐには、水分を断つのが肝心。浴室は使った後、必ず壁や床をスクイージーで水滴を払い、クロスで拭きます。浴槽も水を抜いてクロス拭き。道具は浴室の壁にかけておけば、準備も後片づけもすぐ!

トイレは使うたびにスウェーデン製の水切れのよいキッチンブラシ2本(便器の内側用と縁用)でブラッシング。手洗い部分は配管に掛けた水垢取りダスターで。洗面台と鏡はマイクロファイバークロスとあみたわしでみがきます。

すべて「部屋ごとに使う道具を出しっぱなし」というルールのもとに、収納されています。

(つづく)