収納がもっと楽しくなる本の話 第1話

収納の定義を幅広く捉え、書店スタッフが推しの収納関連本3冊を紹介!
本のプロが選ぶ“収納本”とは?

選んでくれたのは…赤坂 双子のライオン堂

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ネット古書店として開業。2013年から実店舗を構え、『100年残る本と本屋』をコンセプトに15年目を迎える書店。緩やかにコンセプト別になった棚は探しやすく、小説家や書評家による選書コーナーも。

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選書人

双子のライオン堂 店主 竹田信弥

1冊目『捨てる女』内澤 旬子/朝日新聞出版

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イラストレーターであり文筆家でもある著者が、生活道具や家具などから自ら長年蒐集してきたお宝本や書き続けてきたイラストまで大放出する捨て暮らしエッセイ。『本の雑誌』での大好評連載「黒豚革の手帖」を書籍化。

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選書理由

「本をどう捨てるかなど単に“断捨離”というだけでなく、捨てるという行為をとことん突き詰めていて、意気込みが迫ってくるような面白さがあります。捨てた後の後悔まで書いてあるのもほかと違って良い!」(竹田さん

2冊目『増補改訂新版 手づくりする木のカトラリー』西川 栄明/誠文堂新光社

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全国の木工作家が自ら使い勝手を試しながら完成度を高めていった、木のカトラリーと器、箱、皿、箸置き、まな板など約380点を収録し、作り方も紹介。自分好みの大きさ・形につくる楽しさ、実際に使う楽しさを知ることができる。

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選書理由

「整理ができないのは、愛着がないからかもしれません。僕も父から貰った万年筆などは大切に扱いますし、愛着のあるものは自然に片付けます。生活道具も手作りすれば愛着が湧き、物を整理する習慣にも繋がるのでは?」(竹田さん

3冊目『思考の整理学』外山 滋比古/ちくま文庫

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お茶の水女子大学名誉教授で英文学者、言語学者、評論家、エッセイストとしても知られる著者が、自らの体験に則し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、アイデアを整理するための思考の入門書。

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選書理由

「情報が溢れる今、自分の行動の指針を決めることは大切ですよね。収納も、最終的にどうしたいかの着地点が大事。突発的に部屋の掃除を始めるのではなく、まずは頭の中の整頓から始めてみては?」(竹田さん

さいごに

「収納の本は数も多く、悩んでいる人の多さを実感しています。これは根本的なところを考えるのがいいのかなと、頭の中から整頓できるような3冊にしました。収納や整理自体の必要性から考えてもらえたら!」(竹田さん)

双子のライオン堂

  • 住所:東京都港区赤坂6-5-21
  • 営業時間:水~土 15:00~21:00 ※日曜日はイベント等により不定期
  • 定休日:月曜日 火曜日
  • 問い合わせ:050-5276-8698
  • http://liondo.jp/