信州のセカンドハウスはほぼリフォームが完了し、ついにリフォーム後の様子をご報告できます!今回は外まわりの仕上がり具合と、ダイニングの照明選びの顛末についてもお話しします。
屋根と外壁の工事が無事に終わり…
お盆明けからはじまったリフォーム工事は、天気にも恵まれて、順調に進みました。屋根の葺き替えと、外壁の塗り直しが終わり、足場も外れてスッキリ。
サビが出ていた玄関ポーチと、外階段もきれいになって、ずいぶん垢抜けた印象になりました。
外壁の色をガラッと変えることも可能だったので、少し迷いましたが、元の色調と同じにしました。玄関ドアの表側は、グリーンに塗り直してもらいました。
私が高校生のとき、通学路に、こんなグリーンの家がありました。
その家からはいつもジャズが聞こえてきて、春になると、庭にはつるバラが見事に咲いていました。いつか自分で家を建てたら、どこかにこんな色のグリーンを効かせたいなあ、と考えていたのですが、都内の自宅を建てるときにはすっかり忘れていたのでした。
セカンドハウスで、若い頃の小さな夢をかなえることができたというわけです。
家は三度建ててみないと…といいますが、確かにそれくらいやらないと、理想の家はつくりあげることができないのかも。
私たちも、いずれは都内を引き払って、実家の方で終の住処をつくりたいと考えているので、それが三度目の家ということになるのでしょう。実家をリフォームするのか、建て直すのか。マンションのリノベーションかもしれません。
いずれにしても、家づくりは楽しいものです。何度でもやってみたくなります。
予算が許せば、ですが…。
外灯はこれまでありませんでした。
今回、ハウスメーカーの提案でつけてもらったのですが、やっぱり便利です。
秋に入ると、途端に日が落ちる時間が早くなりました。
夕方、この外灯のスイッチをオンにして、近所の温泉へ出かけます。戻ったときにはもう真っ暗ですから、外灯の明かりがとても暖かく感じます。
これは、この家へ初めて訪れた日に撮影したものです。
写っているワンコは、この家を譲ってくれた友人の飼い犬です。
きれいになった家の周りを眺めながら、妻がいいました。
「きれいになったのはすごくうれしいんだけど、なんだか寂しいよね」
不思議なことに、私も同じことを感じていました。
家づくりが終わりに近づくのが、寂しいのか。リフォームすることで、この家をもともと建てた人たちの思いが消えてしまうような気がしているのか。
「これからは長く僕たちが使うんだから、大事にしていこう」
家族でそう話し合いました。
ダイニングの照明がようやく決定!
妻がこだわっていた、ダイニングの照明。
決定するまでには、紆余曲折ありました。
ネットでいろいろと検索し、ようやくデンマークの&Traditionが手がける「フラワーポット」というペンダント照明に決め、思いきって、ポチ!
…した翌日に、家の近所にあるショップで、妻が気になる照明を見つけてしまい、「フラワーポットをキャンセルしようか、どうしようか」と悩み出しました。
挙句に、「やっぱり、近所のショップに見に行く! ついてきて!」と言うので、車でそのショップへ出かけてみたところ、意中の照明のお値段は50万円也。
いやいや、値段を見てから言ってくれよ…。
「とても買えないわ。やっぱり、フラワーポットでよかったんだ!」と妻。
ところが帰宅してみると、「注文したフラワーポットは、国内外で欠品」の知らせがメールで届いていました。
別の色にしたら?と勧めてみましたが、もう気持ちが乗らないというのです。
「もうしばらく、IKEAの照明のままでいいか」と話していると、リッチな知人から「うちの照明を取り替えるので、使ってくれない?」と連絡がありました。これはご縁だと、さっそくその家に出かけて、ダイニングの天井にくっついていたモダンなシャンデリアを取り外しにかかりましたが、外国製のよくわからない構造になっていて、素人ではお手上げレベル。
電気屋さんが来て、見てくれましたが、
「取り外すのはいいけど、別のところにとりつけるには、特殊な工事がいるから、かなり値段がかかりますよ」とのこと。
そうまでして、自分で選んだわけではない照明をつけるのも…ということで、こちらも断念。
その帰り道。
よく行く地元の北欧雑貨の店で、運命の出合いがありました。
白いガラス製のペンダント照明は、ネットでもこれまで見たことのないデザインです。
聞けば、ショップのオーナーさんが、前週にデンマークで買いつけた商品の中で、これだけリュックサックに入れて大切に持ち帰ったものだとか。
「これだ!」
私も妻もすっかり気に入って、すぐに購入です。
そして、こんな感じで、ダイニングに収まったのでした。
次回は、リフォームが終わった室内をくわしくご紹介したいと思います。
お楽しみに!