この夏は、セカンドハウスにたくさんのゲストがやってきました。ゲスト用のベッドは2台あり、布団もいくつか用意していますが、ステイ後に発生するのがリネン類の大量洗濯。これがなかなか大変で……。

N・Y

N・Y

東京郊外の一軒家で、3人家族+柴犬(4歳)と暮らす、恐妻家のお気楽会社員(55)。30年以上続けるアマチュアJAZZバンドでは、ギターを担当。ジャズ雑誌などで評論記事を執筆。暮らし系のエッセイは初挑戦。コスパよく別荘生活するコツを、あまり堅苦しくなく、お伝えできたらと思います。

涼しさを満喫した今年の夏

あっというまに夏休みも終わり、9月になりました。前回の記事でもご紹介したとおり、この夏はリフォーム後のサマーハウスを満喫。今年の酷暑も、涼しい山の家で快適に過ごすことができました。

上の写真は、この家の初代オーナーが残していった温度&湿度計です。医薬品のノベルティだったのでしょう。レトロなデザインが気に入っています。室温をご覧ください、16度。お盆前後の朝です。涼しさを通り越して寒いくらい。7月の方がもう少し暑かったような……。これからの季節は、本格的に冷え込んでいくことでしょう。
夏休みはこの涼しさを求めて、家族や友人、たくさんのゲストがこの家に遊びにきてくれました。息子の保育園時代の友達家族とも少し足を伸ばして、諏訪湖の花火大会を見学。4万発のド派手な花火は、とても素晴らしいものでした。

なかなかの混雑で、移動も大変だった諏訪湖花火大会。頑張って行く価値があると思いました。また来年!

祭りの後に残されるのは、大量の洗濯物

セカンドハウスには、私たち家族のベッドが3台、ゲストルームにベッドが2台、セミダブルのマットが1つと、シングル敷布団が2つあります。さらに大きなソファも合わせて、10人くらいは同時に泊まることができます。

お盆前は、年老いた両親と、妻の弟家族の計5人を招きました。酷暑の中部地方からやってきた両親は、とても喜んでくれました。特に義母は毎日何度もカメラを持って近隣を散策し、高山植物を撮影して楽しんでいました。

諏訪湖花火の日も、6人のゲスト。我々を合わせて9人です。男女、年齢別の振り分けをして、わいわいと雑魚寝をしました。

しかしやっぱり、ゲストを招いた後は洗濯が大変。枕カバー、シーツなどのリネン類からタオルなど、山のような洗濯物が出ます。
そして、セカンドハウスの洗濯機は壊れたまま。本当はここに洗濯乾燥機があれば便利なのにと思いつつ、導入は、もう少し先でいいかなと。定年後など、本格的に1ヶ月単位で過ごせるようになってからと思っています。

東京へ戻りがてら、いつも使っているコインランドリーで全部済ませてしまいたいと思っていましたが、さすがに夏休みの別荘地。ランドリーは大行列です。時間ももったいないので、すべて持って帰り、小分けにしながら自宅の洗濯機でせっせと洗濯をしました。これをこの夏は3度ほど繰り返しました。もっとリッチなら、馴染みのクリーニング屋さんにポンと丸ごとお願いするという感じなのでしょうが、サラリーマンのコスパ別荘ではそうはいきません。

二拠点生活は、「もてなす手間」を楽しんで

この夏、大量の洗濯と掃除は正直疲れましたが、私も妻も嫌な気持ちにはなりませんでした。あまりいないからこそ、清潔に整えておきたいと思うので、セカンドハウスのベッド周りは、自宅よりもよっぽど回転よく掃除できています。また、ゲストは気を使ってくれて、いろいろとお土産を持ってきてくれることもあります。諏訪湖花火の後、保育園仲間たちはお礼にとお米を買ってくれました。

家族や気の置けない人たちと、自然いっぱいの空間で特別な時間を過ごしたい。そう思って用意をしたセカンドハウスです。これからも洗濯に掃除にと精を出しつつ、快適さをキープさせたいと思っています。

おもてなしには手間がかかるものですが、その行程こそを楽しんで。自宅ではなかなか実現できない丁寧な暮らしというやつを、ちょっとでもやってみたいと思う今日このごろなのでした。

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