HOUSTO 編集部

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LONG LIFE DESIGN 1
~47都道府県の健やかなデザイン展~

消費型のデザインから、実感型のデザインへ

47都道府県でそれぞれの土地に長く続いている、様々なデザインの品々を一堂に展示する展覧会が、d47 MUSEUM(ディ ヨンナナ ミュージアム)で開催中。この「LONG LIFE DESIGN」展のシリーズ第1回となる今回は、ナガオカケンメイのキュレーションのもと、身の回りの生活道具や地域のお祭りなど、あらゆるジャンルのロングライフデザインを47都道府県から1つずつ選出。改めて「ロングライフデザイン」という視点で日本の47の個性を見直すことで、つくり手や地域への理解を深め、その価値を繋いでいく、これからの時代に必要なデザインのあり方を模索するきっかけを与える展覧会です。会場内で販売される公式書籍では、47の出展品の写真とともに、それぞれの「ロングライフ」たる所以を、使用感やその土地の物語とともに紹介しています。消費型のデザインから実感型のデザインへ。「ロングライフデザイン」の数々を通じて、その変化に触れ、あなたの感覚を刺激してみてはいかがでしょう。

LONG LIFE DESIGN 1
~47都道府県の健やかなデザイン展~

開催期間
~2019年3月4日(月)
開催時間
11:00〜20:00(最終入館19:30)
休館日
無休
入場料
無料
会場
d47 MUSEUM(ディ ヨンナナ ミュージアム)
住所
東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8F
問い合わせ
d47 MUSEUM
03-6427-2301
https://static.d-department.com/jp/long-life-design-1
  • 佐賀:唐津くんち(唐津神社/唐津曳山取締会)

  • 出展品例 Photo:Shintaro Yamanaka(Qsyum!)

  • museum shop

  • 展示台 香川:木桶職人復活プロジェクト(ヤマロク醤油)

世界のブックデザイン2017-18

世界最高峰のブックデザインと造本技術を展示

凸版印刷株式会社が運営する印刷博物館 P&Pギャラリーで、「世界で最も美しい本コンクール」受賞図書の紹介を始めて今年で11年目。現在、開催中の「世界のブックデザイン2017-18」展で紹介されるのは、2018年3月に開催された「世界で最も美しい本コンクール」の入選図書とともに、7カ国(日本、ドイツ、オランダ、スイス、オーストリア、カナダ、中国)のコンクール入賞図書を加えたおよそ200点の作品。会場では、各国のコンクール受賞作を実際に手に取って、間近に楽しむことができます。世界最高峰のブックデザインと造本技術を通じて、一冊の「本」が奏でる世界観を体感できる希少な機会をどうぞお見逃しなく。 ※なお、少部数などの理由で入手困難な本があるため、受賞作すべての展示ではありません。

世界のブックデザイン2017-18

開催期間
~2019年3月31日(日)
開催時間
10:00~18:00
休館日
月曜日(ただし、2019年2/11は開館)、2/12
入場料
無料(印刷博物館本展示場にご入場の際は入場料が必要)
会場
印刷博物館 P&Pギャラリー
住所
東京都文京区水道1丁目3番3号 トッパン小石川ビル
問い合わせ
印刷博物館
03-5840-2300
https://www.printing-museum.org/
  • Klaus Beryer, Oliver Götze, Helmut Gold 他 著『Das Buch der Nächte(夜の本)』
    Verlag Hermann Schmidt 発行 HDW -Neue Kommunikation デザイン
    ドイツの最も美しい本コンクール2018入賞

  • 西野嘉章 著『村上善男―玄々とした精神の深みに』
    玄風舎、東京大学総合研究博物館「インターメディアテク」発行
    西野嘉章+山本浩貴 デザイン
    第52回造本装幀コンクール 経済産業大臣賞

  • Louwrien Wijers 他 著『Claudy Jongstra(クラウディ・ヨングストラ)』
    nai010 publishers 発行 Irma Boom デザイン
    オランダの最もすばらしい本コンクール2017入賞

インポッシブル・アーキテクチャー もうひとつの建築史

ヤーコフ・チェルニホフ、『建築ファンタジー101のカラー・コンポジション、101の建築小図』より、書籍、1933年、個人蔵

作者の夢や思考が表現された「アンビルト/未完の建築」

建築の歴史を振り返ると、完成に至らなかった素晴らしい構想や、あえて提案に留めた刺激的なアイディアが数多く存在しています。未来に向けて夢想した建築、技術的には可能であったにもかかわらず社会的な条件や制約によって実施できなかった建築など、いわゆるアンビルト/未完の建築には、作者の夢や思考がより直接的に表現されているはずです。本展覧会では、20世紀以降の国外、国内のアンビルトの建築に焦点をあて、それらを仮に「インポッシブル・アーキテクチャー」と称し、約40人の建架家・美術家による「インポッシブル・アーキテクチャー」を、図面、模型、関連資料などを通して読み解きながら、未だ見ぬ新たな建築の姿を展望します。時空を超えた作品から作者の夢に想いを馳せ、ありえたかもしれない”もうひとつの建築史”を楽しんでみませんか?

インポッシブル・アーキテクチャー もうひとつの建築史

開催期間
2019年2月2日(土)~3月24日(日)
開催時間
10:00~17:30(入場は閉館30分前まで)
休館日
月曜日(ただし、2019年2/11は開館)
入場料
一般1,200円/大学生・高校生960円/中学生以下と障害者手帳をご提示の方(付き添い1名を含む)は無料
会場
埼玉県立近代美術館
住所
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1
問い合わせ
埼玉県立近代美術館
048-824-0111
http://www.pref.spec.ed.jp/momas/
  • 映像制作・監督:長倉威彦、コンピューター・グラフィックス:アンドレ・ザルジッキ/長倉威彦/ダン・ブリック/マーク・シッチ、≪ウラジミール・タトリン「第三インターナショナル記念塔」(1919-20 年)≫、コンピューター・グラフィックス、1998年

  • マーク・フォスター・ゲージ《グッゲンハイム・ヘルシンキ美術館》コンピューター・グラフィックス、2014 年、Image courtesy of Mark Foster Gage Architects

  • 村田豊《ソビエト青少年スポーツ施設》模型写真、1972 年、個人蔵