今週は、ライターの増渕がポストカードの楽しみについてお届けします。

ライター・増渕

ライター・増渕

旅行・ドラマ・映画・絵本・ネコ・クジラ・カマキリなど生き物が大好き。都内で 2 匹のネコ たちと同居中。整理収納アドバイザー。

旅先や雑貨屋さんめぐりで、いつのまにか集まったポストカードたち。その中には誰かに送ろうと買ったのに、可愛すぎて手放せなくなったものも…。飾ってよし、贈ってよし、コレクションにしても楽しいポストカード。美しい四季のある日本には、年賀状をはじめ、暑中見舞いや寒中見舞いなど、さまざまな時候の挨拶がありますが、最近は年賀状だけ、という人も多いのでは?(私もその一人です。笑)どんなに短いメッセージでも、思いがけず届いた大切な人からの便りはうれしいもの。今回は、そんなポストカードが主役です。

お気に入りスポットをつくってみる

column20_02

ある日のこと、仕事に行き詰まり気分転換にネット検索していて出会った、可愛すぎるキッズ用のガーランド。ずっと北欧テイストのお部屋に憧れつつも、和室でせっせと仕事をしている現実…。でも、お部屋の中にポッとお気に入りのアクセントがあると、「ココは北欧なのだ!」と、それだけで一瞬満足できたりするので、空いている壁面を自由なキャンバスにして、妄想(?)ディスプレイを楽しんでいます。

小さな空間の可愛いアクセントに

column20_03

ポストカードの存在感を最大限に発揮できるのは、わが家だと玄関やトイレなどの小さなスペース。ウエルカムの気持ちを込めてディスプレイするのは、楽しいですね。ポストカードなら、いつでもパッと変えられるし、収納スペースも取りません。わが家の玄関にあるちょこっと棚にもポストカードをディスプレイしています。宅配でちょいちょい使う印鑑も一緒にちょこんとスタンバイ。

手作りのハガキで「贈る」を楽しむ

column20_04

いざ手紙を送るとなると、「さぁて、何から書こう?」と構えてしまい、ハードルが高くなりがちですが、ポストカードなら、ほんの少しの言葉だけでも想いが伝わる気がします。気軽に作家さん気分が味わえそう…というわけで、無地のハガキと普通のボールペンでオリジナルポストカードをつくってみました。夏っぽくガラスペンで描いてみたいなぁと思いましたが、ちょっとハードルが高く、断念。100円ショップのスタンプやマスキングテープを使ってアレンジすれば、カラフルで楽しそうですね。

一枚のポストカードから広がる、色とりどりの楽しい世界。コロナ禍を乗り越え、また旅にでかけるようになれたら、ポストカードを想い出に集めたいな、としみじみ…。ちょっとご無沙汰しているあの人に、暑中見舞いのカードを贈ってみたいと感じる日々でした。

ライター・増渕