変化のない見慣れた部屋で過ごす日々を、もの足りないと感じたことはありませんか? 暮らしのシーンを彩ってくれるお気に入りの植物に出合ったら、そんな印象はガラリ、変わるかも。特別なことは必要ありません。毎日ちょっとずつ表情を変えながら成長していくグリーンとともに暮らすヒントをご紹介。もっと快適な毎日を送ってみませんか?

HOUSTO 編集部

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フィカス ベンガレンシス

科名:クワ科
属名:フィカス属
原産地:インド、スリランカ

ゴムの木の仲間で育てやすく、室内にも寒さにも強い観葉植物。個性的な樹形が美しくリビングに映えるグリーンです。

もともと熱帯に自生する植物で、明るい場所を好むため、日当りがよく風通しのよい場所に置くのが理想的ですが、一般的な室内であれば越冬できます。

5〜9月の生育期には、表土が乾いたら鉢底から水がでるまでたっぷりと水を与え、葉や幹に葉水をすると効果的。気温が20℃を下回るようになると成長が緩やかになってくるので秋口から徐々に水やりの頻度を減らします。冬場は表土が乾いて1〜2日してから水を与えるようにし、「土が乾いてからの水やり」を目安に。

大きくなり過ぎてしまったら、好みの高さで切り戻しすることをおすすめします。樹形の乱れや芽吹き過ぎ、枝の伸び過ぎが気になる場合は剪定を。剪定の時期は4月中旬〜5月頃までに行うと、夏には樹形が整ってきます。

お気に入りの素材のプランターと合わせて、毎日すこしずつ成長していく過程を楽しんでいきましょう。定期的に太陽の向きに鉢を回転してあげると、バランスがとれた木になっていきますよ。

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剪定

剪定は観葉植物には欠かせない作業です。植物の見た目を美しくするだけでなく、日当りや風通しをよくして病害虫の繁殖を予防したり、栄養をまんべんなく行き届け成長を促したりする効果があります。

1. 植物全体のバランスを見て、葉が増え過ぎている場所がないか、栄養が偏っていないかなど、葉や幹の状態を確認。ことし著しく伸びていて力が強くなっているところを剪定してあげることで、成長が緩やかになっている箇所の成長を促します。

2. 植物の種類によって剪定に適した時期が異なりますが、多くの観賞植物は夏を得意とし、寒い冬は苦手です。冬の剪定はなるべく避け、5〜10月くらいの間に行うように。剪定の時期は、植物購入時に植物専門のスタッフさんに尋ねてみましょう。

3. 剪定をする位置も植物によって異なります。「フィカス ベンガレンシス」の場合は、葉っぱのちょっと上をカット。弱っている葉や枝を切ってしまうと健康状態が悪化してしまうことがありますので、剪定しないようにご注意を。

TRANSHIP

エントランスから足を踏み入れると、大小さまざまなグリーンがヨーロッパのアンティークインテリアや小物に調和するように並ぶ「TRANSHIP」。広い店内には、一人暮らしの部屋に合う小さなエアプランツや、多肉植物、インテリアの一部として存在感を放つ大きめのグリーンまで、サイズや種類が多数そろいます。落ち着いたやさしい空間は、都会の喧騒を忘れ快適にグリーン選びをたのしみたい人に訪れてほしい場所です。

  • 所在地東京都品川区小山3−11−2 1F
  • 営業時間11:00〜19:00
  • 定休日水曜日・年末年始
  • アクセス東京メトロ「武蔵小山」駅東口出口より徒歩5分
  • TEL03-6421-6055
  • URLhttp://www.tranship.jp