変化のない見慣れた部屋で過ごす日々を、もの足りないと感じたことはありませんか? 暮らしのシーンを彩ってくれるお気に入りの植物に出合ったら、そんな印象はガラリ、変わるかも。特別なことは必要ありません。毎日ちょっとずつ表情を変えながら成長していくグリーンとともに暮らすヒントをご紹介。もっと快適な毎日を送ってみませんか?

HOUSTO 編集部

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ポトス

科名:サトイモ科
属名:ポトス属
原産地:ソロモン諸島原産

ポピュラーな観葉植物のひとつとして親しまれているポトスは、艶やかな葉が美しい、エレガントな佇まいの蔓性の多年草。観葉植物の中でも比較的育てやすく初心者向けの品種といわれます。

強い日差しを嫌うので夏は直射日光を避け、明るい日陰で育成を。耐陰性が強いので日陰でも育ちますが、日光に当てた方が葉の模様も鮮明になり、丈夫な株になります。日照不足になると茎と茎の間があいて間延びするのでできるだけ明るい場所で育てましょう。また、日差しの緩やかな春や秋はレースカーテン越しの日光に当てることをおすすめします。

冬は室内の日当りのよい最低温度が5℃以上の温かいところで管理。5℃以下になると葉が落ちてしまう可能性があるので注意が必要です。暖房の効いた部屋では冬も蔓を伸ばすことがあります。

生育期の春から秋は鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、最低気温が20℃を下回ってくる秋は徐々に水を吸わなくなってくるので、その状態に合わせて水やり回数を減らしていきます。ポトスはわりと乾燥に強いので冬の水やりは、鉢土の表面が白く乾いてからさらに2〜3日経って行う程度に。水の与え過ぎは根崩れの原因になるので要注意。空中湿度を保つために、霧吹きで葉水を与えながら育てるとよいでしょう。

のびのびと蔓を伸ばし、葉を広げるポトス。空間にピースフルな時間をもたらしてくれるグリーンです。

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葉水

ポトス

室内育成が基本である観葉植物にも、管理を誤ると害虫が発生してしまいます。観葉植物に発生する害虫のほとんどはカイガラムシとハダニです。
害虫がたとえ発生したとしても、繁殖に適した条件がないと植物を枯らしてしまうほど深刻な状態にはなりません。害虫の繁殖を防止するために、植物は明るい場所に置き、風通しのよい状態に維持するようにします。

また、霧吹きで葉の表裏に水をかける「葉水」を行うことで害虫を予防することができます。こまめに葉水を与えることで、害虫が発生するリスクを低減させましょう。
葉が異常に落ちる、葉の色が退色するといった症状が見られる場合は、販売店、あるいは専門家に早めにお問い合せを。

TRANSHIP

エントランスから足を踏み入れると、大小さまざまなグリーンがヨーロッパのアンティークインテリアや小物に調和するように並ぶ「TRANSHIP」。広い店内には、一人暮らしの部屋に合う小さなエアプランツや、多肉植物、インテリアの一部として存在感を放つ大きめのグリーンまで、サイズや種類が多数そろいます。落ち着いたやさしい空間は、都会の喧騒を忘れ快適にグリーン選びをたのしみたい人に訪れてほしい場所です。

  • 所在地東京都品川区小山3−11−2 1F
  • 営業時間11:00〜19:00
  • 定休日水曜日・年末年始
  • アクセス東京メトロ「武蔵小山」駅東口出口より徒歩5分
  • TEL03-6421-6055
  • URLhttp://www.tranship.jp