変化のない見慣れた部屋で過ごす日々を、もの足りないと感じたことはありませんか? 暮らしのシーンを彩ってくれるお気に入りの植物に出合ったら、そんな印象はガラリ、変わるかも。特別なことは必要ありません。毎日ちょっとずつ表情を変えながら成長していくグリーンとともに暮らすヒントをご紹介。もっと快適な毎日を送ってみませんか?
科名:サボテン科
原産地:南北アメリカ大陸分布
個性的で愛らしさ抜群のサボテン。サボテン科に属する植物は、約5000種類もあるといわれており、その性質は千差万別です。育て方についても一様ではありませんので、基本をおさえ好みのサボテンを見つけたら、ペットをかわいがるように日々観察しながら調整していくことが大事。
基本的に光りを好むサボテンは、日当りと風通しのよい場所で育てます。日当りがあまりよくない場所に置くときは、一日のうち数時間日を当てる工夫を。昼と夜との温度差が激しい地域に生息している品種のため、温度変化には多少対応できますが、昼も夜も暑い日本の夏に室内に置きっぱなしにすると枯れてしまうことがありますので、風に当てて冷やすことも必要です。
また、サボテンの生育には水も欠かせません。夏は10〜20日に一度を目安として、一回の水やりで鉢底から流れ出るくらいたっぷり与えます。春、秋には5〜10日に一度、冬はほとんどやらなくても大丈夫です。水分たっぷりの状態で寒くなるとサボテンにとって悪影響となります。水は20〜30日に一度、暖かい日にあげましょう。
ただし、大きく育ったものは例外。あまり水を必要としません。水切れの目安として、サボテンのヒダが縮んできたら水をたっぷり注いであげます。水のやり過ぎは根腐れの原因になるのでご注意ください。
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サボテンのアレンジ
ちょっとしたアイデアを加えてアレンジすれば、植物への愛着が深まり、生長を見守るのが一層楽しくなるものです。寄せ植えなど植物自体に手を加えなくても、鉢を変えるだけで十分。さまざまな表情を楽しめます。
水やりのことを考えると、底穴のあるものが使いやすいですが、底穴がなければ水やりの際に容器から出して排水を行い、風を通します。
キャンバス生地のバッグや空き瓶、空き缶など身近な雑貨をうまく組み合わせて植物の魅力を引き出してあげましょう。
TRANSHIP
エントランスから足を踏み入れると、大小さまざまなグリーンがヨーロッパのアンティークインテリアや小物に調和するように並ぶ「TRANSHIP」。広い店内には、一人暮らしの部屋に合う小さなエアプランツや、多肉植物、インテリアの一部として存在感を放つ大きめのグリーンまで、サイズや種類が多数そろいます。落ち着いたやさしい空間は、都会の喧騒を忘れ快適にグリーン選びをたのしみたい人に訪れてほしい場所です。
- 所在地東京都品川区小山3−11−2 1F
- 営業時間11:00〜19:00
- 定休日水曜日・年末年始
- アクセス東京メトロ「武蔵小山」駅東口出口より徒歩5分
- TEL03-6421-6055
- URLhttp://www.tranship.jp