変化のない見慣れた部屋で過ごす日々を、もの足りないと感じたことはありませんか? 暮らしのシーンを彩ってくれるお気に入りの植物に出合ったら、そんな印象はガラリ、変わるかも。特別なことは必要ありません。毎日ちょっとずつ表情を変えながら成長していくグリーンとともに暮らすヒントをご紹介。もっと快適な毎日を送ってみませんか?

HOUSTO 編集部

HOUSTO 編集部

HOUSTO公式アカウントです。当サイト独自の目線で、毎日の暮らしがちょっと豊かになる情報を定期的にお届け中です!

https://www.instagram.com/ouchinoshunou/

シェフレラ

科名:ウコギ科
原産地:中国南部、台湾、熱帯アジア、オセアニア

品種にもよりますが、熱帯地方を原産地とするような観葉植物の多くは日本の寒さがとても苦手です。そこで、徐々に肌寒くなってくるこの季節にご紹介したいのは、耐寒性と耐陰性がある「シェフレラ」。観葉植物の中でも比較的丈夫で育てやすいといわれる品種で、光沢のある美しい葉をバランスよく広げ、空間に明るく優しい雰囲気を醸し出してくれます。

シェフレラは耐陰性があるため置き場所を選びませんが、日当りのよい場所で育てる方が樹形がよくなり、強く育ちます。日光不足が続くと徒長してしまい、株が弱くなったり落葉しやすくなるので気をつけましょう。

耐寒性と耐陰性があるので、10℃以上の環境でしたら冬を越すことが可能。乾燥にも強く、水やりは鉢土の表面が乾いてきたら与える程度で十分。暑い夏の時期は、水不足になることがあるので毎日こまめにチェックして水やりを調整します。冬はあまり水を吸わなくなるので、夏と同じペースで水やりを行うと根腐れにつながるので控えめに。冬の水やりは日差しがあって暖かい午前中に行うようにし、空気が乾燥している場合は葉水を与えるとよいでしょう。

特別な冬対策や難しい管理の必要がないので、初心者でも育てやすくおすすめの植物です。

グリーンのプロ「TRANSHIP」に学ぶ!

鉢皿を活用した冬の水やり

冬に植物を育てる際、気をつけたいのは水やりのタイミング。鉢土の状態を確認しながら水やりの頻度を調整しましょう。また、冬の水やりは天気のよい日の暖かい午前中に行うのがポイントです。プランターから植物を出し、下に鉢皿を準備して行えば、室内でも簡単に水やりができます。水の量は、鉢穴から流れ出た水が鉢皿にいっぱいになる程度を目安にするとよいでしょう。
水やりの後はしっかり水を切って元の器にもどしましょう。

TRANSHIP

エントランスから足を踏み入れると、大小さまざまなグリーンがヨーロッパのアンティークインテリアや小物に調和するように並ぶ「TRANSHIP」。広い店内には、一人暮らしの部屋に合う小さなエアプランツや、多肉植物、インテリアの一部として存在感を放つ大きめのグリーンまで、サイズや種類が多数そろいます。落ち着いたやさしい空間は、都会の喧騒を忘れ快適にグリーン選びをたのしみたい人に訪れてほしい場所です。

  • 所在地東京都品川区小山3−11−2 1F
  • 営業時間11:00〜19:00
  • 定休日水曜日・年末年始
  • アクセス東京メトロ「武蔵小山」駅東口出口より徒歩5分
  • TEL03-6421-6055
  • URLhttp://www.tranship.jp