変化のない見慣れた部屋で過ごす日々を、もの足りないと感じたことはありませんか? 暮らしのシーンを彩ってくれるお気に入りの植物に出合ったら、そんな印象はガラリ、変わるかも。特別なことは必要ありません。毎日ちょっとずつ表情を変えながら成長していくグリーンとともに暮らすヒントをご紹介。もっと快適な毎日を送ってみませんか?

HOUSTO 編集部

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フィカス・バーガンディ(ゴムノキ)

科名:クワ科
原産地:熱帯アジア

赤黒味を帯びた濃い色の葉が印象的なフィカス・バーガンディ。深みのある落ち着いた色合いの鉢との相性もよく、部屋の雰囲気に合わせてさまざま楽しみ方ができます。

耐陰性に優れていますが、明るい場所を好む種類なので、風通しがよく明るい室内で育てるのが理想的。日当たりのよい場所で育てると、葉が厚くなり、光沢が出てきます。また、耐寒性にも優れているため、通常の室内であれば越冬できます。

5〜9月の成育期には表土が乾いたら鉢底から水が染み出るまでたっぷりと与え、葉や幹を葉水で保湿しましょう。気温が20度を下回る時期は成長が緩やかになるので、秋口から徐々に水やりの回数を控え、冬は表土が乾いて2〜3日してから水を与え、やや乾燥気味に管理します。

フィカス・バーガンディは、生長がはやいので適度に剪定することで幹が太く、しっかりとした樹形に育ちます。樹形が乱れるときや、伸び過ぎてしまった枝があるときは剪定を行いましょう。時期は4月中旬〜5月頃に行うと夏頃には樹形が整います。大きく育ち過ぎてしまった場合は、切り戻しを行って、育てる空間に合わせた高さに維持することも可能です。

グリーンのプロ「TRANSHIP」に学ぶ!

アレンジポイント

フィカス・バーガンディ

植物の樹形の乱れや葉の密集を解消するために、適度な剪定を行うことがありますが、美しい葉を切ってしまうのは忍びないと感じてしまう方もいらっしゃいます。

そんな方におすすめしたいのが、ドライリーフやドライリースづくり。剪定した後のキレイな葉を捨ててしまわずに、ドライにしてカゴや器に集めておくだけでもちょっとしたスタイリングのアクセントに。集めたドライリーフをワイヤーで留めれば、味のあるリースにもなります。

TRANSHIP

エントランスから足を踏み入れると、大小さまざまなグリーンがヨーロッパのアンティークインテリアや小物に調和するように並ぶ「TRANSHIP」。広い店内には、一人暮らしの部屋に合う小さなエアプランツや、多肉植物、インテリアの一部として存在感を放つ大きめのグリーンまで、サイズや種類が多数そろいます。落ち着いたやさしい空間は、都会の喧騒を忘れ快適にグリーン選びをたのしみたい人に訪れてほしい場所です。

  • 所在地東京都品川区小山3−11−2 1F
  • 営業時間11:00〜19:00
  • 定休日水曜日・年末年始
  • アクセス東京メトロ「武蔵小山」駅東口出口より徒歩5分
  • TEL03-6421-6055
  • URLhttp://www.tranship.jp