第7回目は、インスタグラマーのMasumiMiyataさんにお話を伺いました。注文住宅を建てる際に、セルフリノベすることを決め、家族の暮らしや性格に合わせた使いやすいウォークインクローゼットを実現。そんなMasumiMiyataさんがセルフリノベを選択した理由や苦労したエピソードを教えてもらいました。

MasumiMiyata

MasumiMiyata

神奈川県在住の男性インスタグラマー。注文住宅をDIYで理想のおウチにセルフリノベ。 趣味と実用を兼ね備えた可動棚使いに注目!

https://www.instagram.com/masumi_myyy/

注文住宅のデメリットをセルフリノベで解決。より理想のおウチへ

セルフリノベ前

新居の設計段階で、費用をなるべく抑え、より自分たち好みで使いやすい形を実現するために、セルフリノベで手を加えていくことを決めました。住んでいたら必ず、ここがこうあってほしい、もっとこうすれば良かった、など不満を感じることがあるだろうと分かっていたので、せっかく頑張っておウチを建てるのなら、自分たちの暮らし方や性格に合わせて使いやすい空間をつくりたいという思いが前提としてあったからです。

現在のウォークインクローゼット

今回ご紹介するのはウォークインクローゼットですが、おウチ全体の床や壁の珪藻土を塗ったり、さまざまな場所に棚を取りつけたり、今の家族の形、今後のこどもたちの成長などを考えて設計制作をし続けています。この家を設計してくださった設計士さんには、進化する家ですね!とのお言葉をいただいています(笑)。

収納したいモノをしっかり決めて、詳しい設計図やイメージづくり

iPadで書いた設計図

まず理想のウォークインクローゼットをイメージするため、ネットで検索したり、PintarestやYouTubeで近い事例を探したりしました。妻と2人でイメージを固めて、そこから設計へ。妻は設計図制作と計算を担当、実際に材料を揃えて、つくる作業は主に自分が担当しています。

作業前のイメージ図

設計では、特にウォークインクローゼットの上の棚に、何をどんな収納ケースに入れて収納したいかを考えました。最初は奥行き40cmくらいかなと漠然と決めていたのですが、布団を収納することなどを考えると、もう少し広くないといけないと気づき、設計し直しました。結果、きちんと収納できているので、よく考えた甲斐がありました。洋服をかけるバーの位置も、実際に洋服をかけた状況をイメージして、風通しがよくなるよう広めに設計。実際に使ってみてもとても使いやすくなったと思います。

ブラケット

もちろん大変だった部分もあります。まず幅約260cm、奥行約50cmある棚を壁に取りつけるのに、1枚板だと金額がかさみ、重さの面でも取扱いが大変……。棚板はブラケットという金具で支えるのですが、この設計だと大きなブラケットをたくさん揃える必要があり、これも金額的に高くなってしまう。そこで行き着いたのが押入れの棚の支え方+2つの大きなブラケットを使う方法でした。この結論に行き着くまでかなり悩みました。

セルフリノベには体力仕事や設置ミスがつきもの

実際の作業の苦労点は、とにかく材料の取り扱いが大変だったこと!まず木材がとても重く、その上、水平をきちんと測らなければならなかったので、作業期間中、膝の骨を折って治療中だったこともあり、かなり体力を削られました。また、住宅建築時に壁の中に下地を入れてもらったのですが、その下地がほしいところまで届いてなかったり、設計通りにいかない部分もありました。

衣類のハンガーバーも、実は裏表を間違えて取りつけてしまっています。よく見ると鉄の棒の継ぎの部分、本来裏側に回るべきネジが表側に出ていますね。付け直そうとも考えたのですが、かなり大変な作業になってしまうので諦めました。意外とモノを引っ掛けるのに便利だったり、解体するときにネジが表にあればラクかなと思ったり、ポジティブに捉えています。

工務店に頼らない分、材料費は節約せずにこだわる

ウォークインクローゼットの制作には、1ヶ月くらいかかりました。イメージ探しから設計までで約2週間、その後、買い出し、木材の下準備、取りつけ、収納家具選びなどありましたが作業時間としては想定内でした。

費用は、収納用品なども合わせて55,000円ほど。今回のリノベは節約するというより、むしろ少しお金をかけました。よほどのことがない限り、またつくり直すことはないと思い、きちんと頑丈につくるために細かい部分までこだわりました。それでも、工務店にお願いするよりは安くなったと思います。

最後に

セルフリノベで大切なことはしっかりイメージを固め、設計に時間をかけることだと感じました。何度もセルフチェック、できればダブルチェックできると心強いです。セルフリノベの大きな目的は、やはり費用節約だと思いますが、計算をしっかりできていないと、材料が無駄になってしまいます。とはいえ、失敗するのも大事な経験の一つかもしれません。

それと基本的なことですが、怪我に注意して、多少進行が遅くなってもとにかく安全第一で作業するのが大切です。時間をできるだけ多めに取って、いくつも段階を分けて取り組んだ方が、最終的に良いモノができますよ。

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