編集部・佐藤

編集部・佐藤

都内で同居人と猫一匹と暮らしています。とりあえずなんでもやってみる多趣味人間。食べることがいきがい。

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プラスチックやポリエチレンのシンプルな収納アイテムは便利ですが、木などの自然素材を使ってつくられたモノは、また違った魅力がありますよね。

この取っ手つきオーバルボックスは、飛騨高山の木工職人・大澤昌史さんの手づくり。木を92℃の蒸気で蒸して曲げ、真鍮の釘で留めているのだそう。あまり他で見ない横長の取っ手、「スワローテイル」と呼ばれる、つばめの尾のような形の接合部分、木の優しい色味……。すべてが美しく、その空間のクオリティをもあげてくれます。

どこに置いても文句なしのこのアイテム、取っ手がついており持ち運びに優れているので、綿棒やハンドクリームなどコスメ類の収納におすすめです。洗面所で使ったり、リビングで使ったり、シーンにあわせてボックスごと一式運べます。同じように調味料やお裁縫道具を収納しても使い勝手が良さそう。

今日は天気がいいから窓際で空を見ながらお化粧しようかな、今日は忙しいから全部洗面所で済ませちゃおう、どんなときにも必要なモノをサッと手元に揃えられるのは嬉しいですよね。そして、そのまま置きっ放しにしたとしても、インテリアのように凛と佇んでくれます。

収納場所を決めることも大切ですが、自由な収納がひとつあると、その日の気分が上がるきっかけになるかもしれません。

編集部・佐藤