編集部・佐藤

編集部・佐藤

都内で同居人と猫一匹と暮らしています。とりあえずなんでもやってみる多趣味人間。食べることがいきがい。

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食卓を彩る器。料理を美味しくみせたり、入れるものに合わせて大小揃えてみたり、お気に入りの器があると食事が一層楽しくなりますよね。

ただ、いろいろな器をたくさん集めたいと思っても食器棚の限られたスペースに置ける数は限られている……というお悩みにぴったりの答えが、この器にありました。

富山県高岡市の鍛金職人が生み出した、いままでにない新しい鉄の器です。「錫(すず)」という金属を念入りに叩いて薄く伸ばしているため、なんと折り紙のように自由に形を変えることができるのです。見た目は金属なので固そうですが、軽い力でスッと曲がります。実際に触れてみたのですが、ピキピキと金属が曲がる感覚は、くせになりそうな、なかなか面白い触感でした。

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端が曲がるだけでなく、ころころと丸めることもできます。立てればフラワーベースに早変わり!丁寧に鍛金された金属にお部屋の景色がぼんやりと反射し、様々なインテリアにしっくり馴染みます。

そして元通りに伸ばして平たく戻すと、言ってしまえば1枚の薄い金属。どんな隙間にも収納できてしまう優れものです。そしてなにより一番のおすすめポイントは、この器に盛ったり、飾ったりしたものはとっても美しく見えるということ。ぜひ感じてみてほしいアイテムです。

編集部・佐藤