幼いころは、寒くなるとアルミのお弁当箱をストーブであたためて食べていました。
あったかいお弁当はいつもの何倍も美味しかったなあなんて思い出に浸れば、
そういえば、手作りのお弁当なんて何年も食べていないと気づいて、ちょっと恋しく…。
アルミのお弁当箱の、なんの凹凸もないシンプルなつくり、軽さ、するりとした手触り。
昔から使い続けられているもののデザインには不思議な安心感と愛着が感じられます。
余裕のない朝、お弁当をつくるって難しいと諦めていた私にも、明日は30分早く起きてお弁当にしよう、できたら続けていこう、という前向きな気持ちが湧いてきました。
いつどこにいても何でも手に入る時代だからこそ、
小さくても自分が変わるきっかけになるような逸品を選んでいけるようになりたいですね。
(編集部O)