趣味が高じて、自宅の半分をほぼラジコンのためのスペースにしてしまった、ラジコンマニアのインスタグラマー、<Junichi.S>こと佐賀順一さん。ラジコン製作室、メンテナンス室、そして仲間たちと談笑するサロンまでを備える、マニア垂涎のドリームハウスを取材しました。
前編はこちら

HOUSTO 編集部

HOUSTO 編集部

HOUSTO公式アカウントです。当サイト独自の目線で、毎日の暮らしがちょっと豊かになる情報を定期的にお届け中です!

https://www.instagram.com/ouchinoshunou/

プロフィール

Name:佐賀順一 <Junichi.S>
SNS:junfreestyle
Hobby:ラジコン、キャンプ、アクアリウム、車、スーパーカブ
Place:神奈川県小田原市
House: 賃貸/5LDK(160平米)
Family structure:夫婦2人

工夫がいっぱい! ラジコン製作室の収納テクニック

ラジコンづくりには、細かなパーツ、ドレスアップ用のアイテム、工具など、たくさんのモノが必要となります。それらを使いやすく、ジャンル別に整理している佐賀さん。モノの並べ方、収納の仕方からも、ラジコンへの愛情がひしひしと伝わってきます。

「この家を借りてから、1年くらいかけてコツコツDIYしながら、ラジコン専用部屋をつくってきました。収納も、作業に合わせて、すぐに必要なモノに手が届くように配置しています」。

細かなアイテムを収納するアイデア

デッドスペースを利用した収納も見事です。
空き瓶のフタを天井部分にネジで止めて、ビスなどを入れています。

作業中に手を伸ばし、くるくると回して瓶ごと外してビスを取り出します。
これはいろんな収納に応用できそう。

収納ボックスを利用して、交換部品をアイテム別に整理。一目でわかるように、マスキングテープを貼り、名前が付けてありました。
ボックスの上のディスプレイにも、遊び心を感じます。

ワイヤーネットを活用して、壁の収納力を高める

佐賀さんは、ワイヤーネットを使った壁収納が得意です。
未使用の交換部品やカスタム用のアイテムが、まるでお店のように並べられていました。

「しまいこむよりも使いやすいですし、デッドストックにしなくて済みます。何より、パーツですら愛おしい。見ているだけでも楽しくなります」。

ミニ四駆用のヴィンテージパーツも、見やすく収納。
こちらは使用するというよりも、コレクションの一つ。まるで駄菓子屋さんのような雰囲気です。

メンテナンススペースにも、ワイヤーネットを活用しています。
ホコリ取り用のほうきやカッターなど、工具類も見やすく吊り下げて、こちらはおしゃれな雑貨店のような趣。

ラジコンも収納も、自分の手でつくるからおもしろい

「ラジコンの楽しさはやっぱり、自分の手で、唯一無二のモノをつくり出せるところ。同じラジコンを買っても、つくる人によって、デザインも、走り方も違うんです。走らせたあと、破損した部分のパーツの交換をして、よりよく動かすためのセッティングをするのもまた楽しい。はまったら最後、なかなか抜け出せない沼ですよ(笑)」。

これから組み立てるラジコンが積み上げてありました。
通称、「積みラジ」。もう廃盤になっているものもあるそうで、「つくるのがもったいなくて手が付けられない」と佐賀さんは笑います。
TAMIYA製の塗料は、よく使うものだけを作業机に並べてありますが、何百ものストックがあるそう。

キャスターをつけた道具入れも、手づくり。
デスクと合わせ、カラーリングもコーディネートされています。収納のアイデアは、YouTubeから得ることが多いそう。

「この趣味をはじめて、今の家をDIYし、友達が遊びに来てくれるようになったことが一番嬉しい。仕事や年齢関係なく仲良くなれること、そこがプライスレスですね」。

現在のおウチはとても気に入っているそうですが、いつか目の前にオフロードサーキットが広がる古民家に住むのが夢だと語る佐賀さん。
ぜひその古民家も取材させてください、とお願いすると、笑顔で頷いてくれました。

あわせて読みたい