要先生のご自宅は3階建ての一戸建て。「決して総平米数は広くないんですよ」と先生はお話しします。今回は、お子様がいるおウチ必見、散らからないリビング学習の収納動線術を紹介します。

要めぐみ

要めぐみ

整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師、住宅収納スペシャリストなど多数の資格を持ち、現場でお片付けサポートをした回数は延べ888回超え!現場第一主義の整理収納アドバイザー。整理収納を広めるべく雑誌やメディアへの出演も多数。元国際線CAの経験も生かし、マナー講師など幅広い活動を行う。

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リビング学習はダイニングテーブルで。学習する場所から0歩の位置に教材をまとめる

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写真は、要先生のご自宅リビングにある、家族4人掛けのダイニングテーブル。その背面には、ダイニングテーブルで使用するものがキレイに整理整頓され、収納されています。

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ダイニングテーブルに腰掛けて、振り向いてちょうど手が届く位置に、書類ケースがまとめられています。ここがリビング学習時の教材の定位置。

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ダイニングテーブルのベンチに腰をかけながら、少し体を捻るだけで教材に手が届きます。教材を手に取る→デスクに広げるまでの動線としてはまさに0歩!
さらに、教材はすべて一つのBOXにまとめられているため、筆箱や教科書、ノートなどサイズの異なるものが手からこぼれ落ちることなく、サッとデスクまで移動できます。

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リビング学習に使う教材用のBOXは現在2つ。「量も置きすぎることなく、自室とリビング用の教材はしっかり分け、厳選して置くことが散らからないポイントです。その時の学習内容に合わせて、BOXの中身を精査しましょう。(要先生)」

リビング学習の収納動線を考えるなら、「なるべく動かずもとに戻せる」を意識して

文房具や教材類がどうしても散らかりやすいリビング学習。ダイニングテーブルを使う場合、食事のたびに「片付けなさい!」と声が出やすい場所でもあります。

・学習する場所と教材はなるべく動かなくても取り出しやすい短距離に
・教材はBOXなどにまとめて、何度も行き来しなくても動かしやすく
・BOXの中身は常に入れ替わるもの。中身をその時々の成長に合わせて替えていく

この3点を意識するだけで、ダイニングテーブルの上に平和が訪れます。お子様の成長に合わせて、ぜひ見直してみてくださいね。

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