要先生のご自宅は3階建ての一戸建て。「決して総平米数は広くないんですよ」と先生はお話しします。今回は、生活用品のストック収納にお困りの方必見! 動線を省略するストック収納のアイデアをご紹介します。

要めぐみ

要めぐみ

整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師、住宅収納スペシャリストなど多数の資格を持ち、現場でお片付けサポートをした回数は延べ888回超え!現場第一主義の整理収納アドバイザー。整理収納を広めるべく雑誌やメディアへの出演も多数。元国際線CAの経験も生かし、マナー講師など幅広い活動を行う。

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ストック類は一箇所にまとめない!使う場所にストックを配置して、補充動線を省略

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写真は、要先生のご自宅リビングにある、家族4人掛けのダイニングテーブル。その背面には、ダイニングテーブルで使用するものがキレイに整理整頓され、収納されています。

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棚のオープン収納部分には、計算されたサイズ感のBOXがずらり。その中には、ティッシュのストックが収納されていました。「紙もののストック類は一箇所にまとめるのではなく、使う場所に使うストックを置くことを心掛けています。ティッシュを補充するときも面倒がなく、身体を捻るだけでサッと取り出せて便利です(要先生)」。

キッチン下の隙間も見逃さない!交換頻度の低いストックなら取り出しづらい場所でもOK

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こちらはキッチンのシンク下の一角。米櫃の上に突っ張り棒を渡した手作り収納に、ラップやホイルなどのストックが控えていました。 普段使用するラップ類は取り出しやすい場所に置きつつ、ストック類は隙間を利用してスッキリ収納。「この場所は普段使いしづらい場所ですが、月に1度程度のストック交換時の取り出しなら苦になりません。すぐに使いたいラップを、ストック場所まで取りに行く動線も省略できるお気に入りのストック収納です(要先生)」。

縦長戸建ての移動を最小限にするなら、階に分けてストック収納

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場所は変わってこちらはリビング階下、1階の浴室洗面所。洗面台備え付けの引き出しには、この場所で使うモノのストックが置かれていました。 洗面所のストック類といえば、詰め替えシャンプーなどの袋物〜歯ブラシなどの棒状のものまで形がさまざま。ストック類がバラバラになってしまわないよう、ジャストフィットなBOXで整理されています。

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「歯磨き粉や歯ブラシ、マスクなどの小型のものと、詰め替え系の大型のストックを一緒に収納すると、どうしてもモノの迷子が生まれてしまいます。さらに、使いたい時にサッと取り出すなら、使う場所の近くに定位置を決め、ぐしゃっとならないようにケースなどで分けておくのが◎。家族全員が探しやすくなりますよ(要先生)」。

お買い得セール時やいただきものなど、何かと増えていきがちなストック類。一箇所にまとめておくのではなく、使う場所ごとに細かく住所を決めることで動線がスムーズになり、普段の生活がグッと楽になるのだそう。お手軽にチャレンジできる小さな工夫、ぜひ取り入れてみてくださいね。

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