要先生のご自宅は3階建ての一戸建て。「決して総平米数は広くないんですよ」と先生はお話しします。今回は、リビングの動線をより快適にする、意外な収納方法についてお伝えします。
クッションカバーなど、用途が限定されるモノの意外な収納場所
用途が限定されているクッションカバー、皆さまはどこに収納していますか？ ファブリック系はまとめて一箇所に収納、という方も多いと思います。しかし、まとめてしまうことで、使いたい時に取り出すのが億劫になったり、しまう時に面倒になり放置してしまう、ということも……。
要先生のご自宅では、リビングに置かれたコンパクトな収納棚（写真左）にクッションカバーを収納されていました。
ファイルケースは収納優等生！自立しないファブリックもスッキリ収納
収納の扉を開けると、整然と並ぶファイルボックスが。こちらがクッションカバーの定位置です。洗濯が終わったら、ここに入れ直すのだそう。
「ファイルボックスの中にクッションカバー、というのは意外かもしれませんが、形が不揃いなものこそ、ファイルボックスのような定型のものに入れて収納するのがおすすめです。そうすると、見た目もスッキリしながら収納効率もアップしますよ。クッションカバーなら、素材にもよりますが、たたんで立てれば3つほど入ります。」（要先生）
クッションが並ぶソファからも数歩のこの位置。
「ファブリック類」というモノのカテゴライズで収納せず、使う場所の近くに細かく場所を見つけて住所を作っていくことで、収納動線が短くなるそう。
既存の概念に囚われず、新しい視点を持って収納場所を見つける方法、ぜひ試してみてくださいね。
