本革のハンドバッグから、コットンのエコバッグまで。一言にバッグ、鞄といってもその種類はさまざま。サイズや素材に合わせた収納術を知って、傷みを防止しながら型崩れしずらく、さらに取り出しやすいバッグや鞄の省スペース収納アイデアを、整理収納アドバイザーのすはらひろこ先生に教えてもらいました。

すはら ひろこ

すはら ひろこ

株式会社アビタ・クエスト代表。一級建築士、インテリアコーディネーターの資格を活かした整理収納アドバイスに定評がある。

https://ouchisuteki.com/

牛革ハンドバッグのしまい方

  • 牛革のショルダー付きハンドバッグ。バケツ型で巾着開口部という複雑な構造のため、しまう時の型崩れが心配。

  • バスタオルを、バッグに適したサイズに折りたたんで、中に詰める。

  • ショルダーベルトも合わせて中にたたみ入れ、不織布で包む。購入時には布製の専用バッグに入っていたけれど、湿気の多い日本の室内で保管する場合は、通気性の良い不織布がベスト。

ボックス型ショルダーバッグのしまい方

  • 柔らかい牛革のボックス型ショルダーバッグ。ボックス型が崩れない収納が理想。

  • ショルダーベルトを外し、コンパクトにまとめる。セーターやバスタオルなどをボックス型にたたんで、上までしっかり詰める。ショルダーベルトも合わせて中に収納する。

  • 不織布で包む。購入時には布製の専用バッグに入っていたけれど、湿気の多い日本の室内で保管する場合は、通気性の良い不織布がベスト。

エコバッグのたたみ方

  • マチ付きの、柔らかなコットンのエコバッグ。床に広げ、シワを伸ばす。

  • マチを前面にたたみ、持ち手も前面に置く。

  • 持ち手の縫い付け部分を中心に両側からたたみ、長方形を作る。

  • 長方形を1/3ほどの大きさにたたむ。

バッグ、鞄の収納アイデア

  • 通気性の良い、リネンやコットンなどの布製の収納ボックスに不織布ごと収納します。フタ付きタイプの収納ボックスは中身が確認しずらく、湿気もたまるため、フタのないタイプがおすすめです。型崩れを防ぐため、なるべく立てて収納しましょう。ぎゅうぎゅうに詰め込むと、鞄の形が崩れるため少し余裕を持って収納するのがコツ。