行楽シーズン突入!夏は旅行へ行く機会も増えますよね。水着にビーチサンダル、着替え、タオル、ポーチなど、どうしても荷物は増えてしまうもの。そんなときに役立つ荷物のコンパクトなまとめ方を整理収納アドバイザーのすはらひろこ先生に教えてもらいました。夏の旅行2泊3日を想定した荷物のパッキングのコツもご紹介します!
2泊3日の夏の旅行アイテムをパッキング!
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今回たたみ方をご紹介するのは、パッキングでお悩みの多い以下のアイテム。
・プリーツスカート
・コットンシャツ
・生地が薄いリゾートワンピース
・水着や下着などこまごました衣類2泊3日の旅行を想定した衣類やお土産などを実際にスーツケースにパッキングしていきます。
旅行先でとり出したときもプリーツをキープ!スカートのたたみ方
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きれいにたたむポイントは床など平らなところでたたむこと。ここからスタート!
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まず、プリーツスカートは裏返しておく。プリーツがきれいに収まるように一度持ち上げてから、そっと床に置くとひだを整えやすい。
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そのまま、静かに縦半分にたたむ。
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上下に三つ折りする。このとき、裾を内側にしておくのが、端まできれいにプリーツを保つコツ。
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そのままジップつきフリーザーバッグに収納したら、完成。フリーザーバッグは100均やスーパーなどでも購入できるので圧縮袋よりお手軽ですよ!
シワに悩まされがち、コットンシャツのたたみ方
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シャツを平らなところに広げ、シワになりづらいTシャツとカーディガンを内側に置く。他の衣類を芯にすることで、シャツをきれいに保てる。
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まずTシャツとカーディガンだけをたたみ、丸めたら、シャツの襟首から中に入れて芯にする。
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裏返して、両側から三等分するようにたたんでいき、裾も折り込み、中の衣類と同じサイズになるようにする。
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表に返したら、完成。
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最後にケースに収納すれば、くずれ防止に。丈夫で大きいサイズも対応しているファスナー付きファイルケースも、衣類収納として使えます。
組み合わせですっきり収納。リゾートワンピースのたたみ方
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柔らかい素材でたたみづらいリゾートワンピース。他のアイテムとの組み合わせで、すっきりまとまります。今回はプリーツスカートと組み合わせてたたみます。
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裏返してひだを整えたプリーツスカートをリゾートワンピースの上に置く。
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上半分をプリーツスカートのウエストに合わせて、たたむ。
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サイドを内側にたたむ。柔らかい素材は芯を作りづらいので、ラップの芯など棒状のものを軸にして、裾側からぐるぐると丸めていく。
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2着あるとは思えないほどコンパクト。丸めることで中のスカートもシワにならず、プリーツがキープできる。
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最後に洗濯ネットに収納して、完成。旅行帰りはこのまま洗濯もOK。
下着や水着など、こまごました衣類の収納
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タンクトップやキャミソールなど素材やサイズが近いものは、まとめてたたむと省スペース。
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水着もばらけてしまわないように重ねてたたんでおく。ビキニの場合はボトムをトップスのカップに収めておくとばらけず、取り出しやすい。
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ブラジャーは重ねて、カップ部分にショーツをいれると省スペースで型くずれ防止にも。
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それぞれまとめたものを重ねる。
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そのままトラベル用衣類収納ポーチへIN。ブラジャーの高さを収納できるマチつきのポーチがおすすめ。適当にしてしまいがちな下着や水着もすっきり収納できました。
実践!スーツケースへパッキング
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〈BEFORE〉衣類やポーチなどの必需品から、アクセサリーやお土産、折りたたみ傘など2泊3日の旅行を想定して集めたアイテムですが、思いのほかたくさんあります…。
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〈AFTER〉上記で紹介したコンパクトなたたみ方を活かして、いざ収納。それぞれのアイテムをポーチや袋で「四角」をつくることを意識してまとめることで、デッドスペースが生まれやすいスーツケースにもぴったり収めることができました。まとまりで管理できるので、どこに何をしまったか一目で分かりやすいのも嬉しいポイントですね!
お土産として購入した割れやすい瓶なども、クッション型にたたんだ衣類に包み込むように入れることで安全に運べます。