みなさんはどれくらいの頻度で掃除機をかけていますか? 床の雑巾がけはしていますか? 「きれい・汚いと思う感覚やレベルは人によって異なります。自分がそれでいいなら、毎日掃除しなくてもいいのかもしれません」と水谷さん。掃除の考え方について、詳しく教えていただきました。
家じゅう、いつもピカピカでなくてもいい
終わりのない家事に、毎日同じくらい高いモチベーションでとり組むことは、私にはとてもできません。掃除に対してもゆるく向き合っています。掃除機はもちろんかけるけれど、毎日必ずとは言い切れない。床や窓の拭き掃除なんて、よっぽど汚れが気になったときでいいのでは?と思うタイプです。
それで特に困ることはないし、自分自身や家族がそれでいいなら、あまり気にしなくてもいいのかなと考えています。

わが家で毎日拭く場所といえば、ダイニングテーブルくらい。こどもの食べこぼしがあるので、ここだけはよく拭いています。
お客さんが来ることを、掃除するきっかけにする
こんなふうに、根はズボラで面倒くさがりの私。掃除のスイッチが入るのは、だいたい週1回です。仕事柄、自宅での撮影や取材が多いため、これくらいのペースで部屋が家族以外の人の目に触れることになります。普段は少しくらいホコリが溜まっていてもいいや、と思っていても、写真に残るとなると少しやる気が出てきます。

キッチンのコンロ回りを拭いたり、椅子の脚裏にたまったホコリを取ったり…。何か理由づけがあれば、人は頑張って掃除しようと思えるのかもしれません。水ハネがあってもいちいち気にしていない洗面所の鏡も、来客があるとなれば拭く気になれます。

来客があるタイミングでちょっと頑張るくらいが、モチベーションの低い私にはちょうどいい。もし来客があまりないご家庭なら、「赤ちゃんがいるから」「ペットのために」などそのために頑張れそうな対象を見つけてモチベーションを上げるといいのではないでしょうか。