どんな家事にも、何かしらの家電や道具が必要ですよね。そして多くの場合、お手入れや定期的なメンテナンスが必要となります。「家事があまり好きではない」と話す水谷妙子さんは、どんなアイテムを使い、どのようにお手入れをしているのでしょうか。詳しく聞いてみました。
とにかくお手入れがラクなことを条件に選ぶ
家事に使うアイテム、特に掃除道具のお手入れほど気が進まないものはありません。掃除機はその最たるもので、ヘッド部分に髪の毛が巻きつくともう大変です。だから私は、ヘッドローラーがなく髪の毛が絡みにくい「マキタ」のスティック掃除機を使っています。

ちなみに床掃除は、マキタの掃除機と「クイックルハンディ」を併用。クイックルハンディで巾木や隅のホコリをかき出しながら、掃除機でどんどん吸っていく二刀流です。
デザインが素敵なはたきは他にたくさんありますが、私はクイックルハンディ一筋。使い捨てお手入れ不要なのはもちろん、360度ホコリを吸着してくれるし、上下をつけ替えることで全面ムダなく使いきれるところが素晴らしい!

私はまず棚の上などのホコリをとり、家具から床へとだんだん格下げ。最後は玄関の三和土を拭いてゴミの日にポイです。ここまで使いきれば、罪悪感も生まれません。
掃除機はコンセントの近くに。消耗品は1ヵ所にまとめて収納

掃除アイテムは、充電や補充の手間も最小限になるよう考えています。マキタの掃除機は充電式。アクションをなるべく少なく手間をかけず充電するために、寝室のコンセント近くに置き場所をつくりました。収納は充電器やクイックルハンディもセットです。

クイックルハンディや、ちょっとした汚れ落としに使うウェットシートの予備は、廊下にある収納スペースの一角にまとめて。基本的には未開封の袋やセットを一つずつキープしています。多すぎると管理しきれなくなるので、安売りしていたとしてもこのスペースからあふれるほどの数は持ちません。
雑巾やウエスは、今のわが家の暮らしにはそぐわない
はたきやウェットシート以外にも、私は基本的に使い捨てアイテムを多用しています。雑巾は使いません。ウエスもつくりません。雑巾は洗って干すのが手間だし、ウエスをつくる時間なんて、今の私にはないのです。

使い捨ての掃除アイテムを使うのは、私にとって食洗機や洗濯乾燥機を使うのと同じこと。頼れるものには頼る、そんな状況です。3人のこどもを育てながら仕事をしている今は、家事に多くの時間を割くことはできません。こどもたちが巣立って、ゆとりが生まれたら考えは変わるかもしれませんが、今はこのやり方がベストだと信じています。