インスタグラムで公開している個性的なキャンプスタイルが「カッコよすぎる!」と話題のradin_outsideさん。古民家を自分たちの手でリフォームをしながら、キャンプ道具を「和×欧米ヴィンテージ」のインテリアにうまく取り込んでいます。こだわりのキャンプ、アウトドアアイテムの収納テクニックは必見です!

HOUSTO 編集部

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https://www.instagram.com/ouchinoshunou/

radin_outsideさんとは…

Instagram:radin_outside
Hobby:キャンプ、旅、インテリア、ペット
Favorite things:アウトドアヴィンテージアイテム、北欧家具、照明、ストーブ、フォルクス・ワーゲン
Place:岐阜県可児市
House:築110年茅葺き屋根(トタン缶詰)古民家/2017年〜居住
Family structure:夫婦+ワンコ2匹

(radin_outsideさんのインスタグラムより)
ヴィンテージカーとこだわりのアウトドアアイテムでつくり上げるキャンプスタイルが注目の的!

(radin_outsideさんのインスタグラムより)
緊急事態宣言中は、家の中でもテントを広げていたそう。

おウチの中とアウトドアの境なし! こだわりのキャンプアイテムが自宅キッチンで大活躍

(radin_outsideさんのインスタグラムより)

現在、再び流行しているアウトドア。キャンプアイテムなどは量やアイテム数も多く、収納に苦労している方も多いのでは?編集部が有効なキャンプ収納を探していると、かっこいいキャンプ収納が目を引くradin_outsideさんを発見!早速ご自宅にお邪魔して、アウトドア収納のコツを教えてもらいました。

「家の中に置いてもカッコよく決まるアウトドアアイテムを選べば、キャンプ用アイテムとしての収納場所は必要ないんです。しまう手間とスペースも省くことができますよ」と語るradin_outsideさん。家の中でも調理器具・食器はアウトドアで使用する丈夫なステンレスやプラスチック製を使用しているのだそうです。

キャンプ先へも持っていく鍋とコーヒーミル。気分に合わせてコーヒー豆を選び、現地で楽しんでいるそう。おウチの中で使用しても全く違和感のない調理器具です。

「キャンプで使うもの」と思い込みがちなシェラカップもデイリーユース。「ザルやプラスチックのカップ類は、キャンプでも便利なので家でも外でも使いますね」。

ほどよく使い込んだ「ピクニックバスケット」があれば、インテリアを邪魔せずに、アウトドアへのフットワークも軽くなる

ヴィンテージのピクニックバスケットを10個以上所有しているradin_outsideさん。「このバスケットにキャンプグッズを詰め込んで、持ち出します」。インテリアとしてもサマになることがポイントだそう。

カップ、ドリンク、調味料、保存食など、思い立ったらサッと詰め込んで、車にポン。キャンプから帰ったらいつもの定位置にすべてを戻して、バスケットの中は空っぽに。「バスケットに何かを詰めてしまうと、出かける時に取り出すのが面倒でしょう。クーラーボックスも同じです。家に置くときは、空にしておくのがフットワークを軽くするコツなんです」。

取手が上げ下げできて、スタッキング可能なピクニックバスケットは、複数同じものを並べれば素敵なインテリアに。キャンプで車に積む際にも便利です。

キャンプアイテムの代表格、ランプもウチ・ソト問わず使えるモノをセレクト

実は照明マニアでもあるradin_outsideさん。家中の照明はなんと40個!アウトドア用ランプも10個以上所有しているそう。写真で灯りが点っているのは、電球・炎の両用ランプ。家では電球を取り付け、キャンプの時はランプとして炎を灯します。ここでも、ウチ・ソトを問わないグッズの使い方が光ります。

ファンが多い「ニッセン(日本船燈)」のランプもずらり。「アウトドア用のランプが好きになったら、室内の照明にも興味が湧くように。アウトドアの雰囲気は、実は照明が醸し出すものが大きいのかもしれません」。

大切なランプは、時間を見つけてお手入れを。広い玄関土間は、アウトドアグッズの出し入れや、こうしたメンテナンスにぴったりの空間。

ファブリックや家具ももウチ・ソト共有!キャンプアイテムをインテリアにうまく取り入れる

こちらはロフトの一部。radin_outsideさんは、テイストが異なるキャンプアイテムにファブリックを組み合わせ、インテリアに生かすのが得意です。コット(簡易ベッド)には、自作のブラウンのカバーが取り付けてありました。

キャンプでは使わなくなった「snow peak」の調理台を、パソコンデスク替わりに。「captain stag」の2人掛けベンチにもヴィンテージのチェックのファブリックを合わせて室内インテリアに大変身。

寝室に敷かれた暖色系のラグは、よくキャンプに持ち出しているもの。

(radin_outsideさんのインスタグラムより)

実際のキャンプのテントの中の様子。先ほどのラグが大活躍!愛犬たちと一緒にくつろぐためにも、ラグは欠かせないとradin_outsideさん。まるでモンゴルの「ゲル」のよう!

和の空間に、ヴィンテージ照明器具とデザイン家具が絶妙にミックス。実はこのチェアもアウトドアで使用できるモノ。キャンプ用品はしまいこむのではなく、インテリアに取り込むことで収納スペースを省きます。

一度買ったら、買い替えしたくない!だから、あえて古くて丈夫なものを選ぶ

「ヴィンテージのキャンプ用品は、丈夫で、デザインもいい。アウトドアアイテムこそ、使い捨てではなくて、こだわって選んだ方がいいと思います」。頑丈で息の長いアウトドア用品だからこそ、間に合わせで買うのではなく、先を見据えたモノ選びが重要になるのだと、radin_outsideさんは語ります。

階段横に見えるのは、古い「コールマン」のクーラーボックス。長い時間が経っても変わらず愛用しているそう。「この家にあるもので、使っていないモノは一つもありません。車もそうなんですが、一度買ったら、買い換えは考えない。しっかり選んだものを、大切に使い続けていくのが好きなんです」。

ウチでもソトでも、どんな時でも暮らしを楽しんでしまうradin_outsideさん。すべてのキャンプアイテムに愛情をたっぷりと感じる、おウチでの収納アイデアでした。