漫画と小説の蔵書はなんと2600冊！おしゃれな一軒家に暮らすインスタグラマー・reiya_14こと一藁怜耶（いちわら・れいや）さんの自宅には、何時間でも籠もっていられる「漫画専用部屋」がありました。一般図書に比べて絵になりづらい漫画収納、どう工夫しているのでしょうか。専用部屋はつくれなくても、マネできる漫画収納アイデア満載です！
reiya_14(一藁怜耶)さんとは…
Instagram：reiya_14
Hobby：読書(漫画・小説)、インテリア
Place：千葉県いすみ市
House：注文一戸建て(2013年〜居住)
Family structure：夫婦＋ワンコ1匹
(reiya_14さんのInstagramより）
本がたくさん並んでいるが、スッキリ見えるその収納テクニックとは？
(reiya_14さんのInstagramより）
生活感が抑えめの、家中のハイレベルなインテリアも注目を集めている。
「漫画専用部屋がほしい！」好きなモノに囲まれて暮らす夢を叶えた注文住宅
漫画を愛してやまないインテリア系インスタグラマー、reiya_14こと一藁怜耶さん(以下reiyaさん)。注文住宅を建てた際、念願の「漫画専用部屋」をつくりました。2F書斎3畳＋ロフト4.5畳から成るこの部屋、コンパクトながら本の収納力抜群で、何とも落ち着く空間なのです。
まずは2Fの掘りごたつ式になった書斎をご紹介。「以前は足元にも漫画が敷き詰めてあったんですよ（笑）。さすがに踏みつけるのは良くないかな……と整理しました」とreiyaさん。
マネしたい収納テク① クラフト紙で主張の強い漫画の表紙をカバー
書斎カウンターの上には、お気に入りの漫画と文庫本がずらり。左側の漫画には、クラフト紙で手づくりしたオリジナルブックカバーをつけて収納されています。「ブラインド下の文庫本はまだカバーをつくれていないので、背表紙を奥にして置いています。見つけづらいのが難点ですが、見た目はすっきりするので一時的な収納におすすめです」。
DIYも得意なreiyaさん。100均の板にタオルハンガーをつけて、オリジナルのディスプレイコーナーを手づくり。
マネしたい収納テク② ごちゃつきを抑えるなら、専用の大型収納を導入する
ロフトへ上がる階段下の漫画収納は圧巻！一マスに3列並べられ、約45冊も収納できる大容量。気分に合わせて奥から出したりしまったりしているそう。
圧迫感なく大量に！“一軍スタメン”の漫画は、ロフト上のシェルフに見せる収納
ジャンルは気にせず、好きなものを読むというreiyaさんですが、漫画マニアになるきっかけをつくった少女漫画には特に思い入れが強いそう。ロフト上には、とっておき漫画の閲覧スペースがつくられていました。「IKEA」のシェルフの前には、座り心地のよい椅子と照明を置いて、ここでも読書が楽しめます。
マネしたい収納テク③ 漫画収納の間にグリーンや空間の余白を作る
半年に一度くらい入れ替えて楽しんでいるという“一軍スタメン”漫画コーナー。フェイクグリーンや雑貨を飾って、漫画収納の圧迫感を軽減しています。
マネしたい収納テク④ 列にして収納する場合は段差を作って、奥の本を把握しやすく
このシェルフは奥行きがあるので2列収納。奥にある漫画も一目で探せるように、レンガブロックなどを活用して段を作っています。縦置きだけでなく、シリーズをまとめて横置きすることで、見た目の変化とブックエンドの役割も。
シェルフは、すべての棚にギュッと詰め込むのではなく、余白を生かしてこんな収納テクニックも。洋書＋キャンドルを組み合わせれば、おしゃれなブックカフェのような雰囲気が生まれます。
「さあ、とことん読むぞ！」そんな日のためのおこもり読書スペース
ロフトの奥には、ソファとラグが置かれた「おこもり読書スペース」が！今日は腰を据えて、じっくり漫画を読むぞ、というとき、reiyaさんはここで過ごします。数冊ごそっと持ち込んで、漫画の世界にどっぷり浸かる、至福のひととき……。
ソファの横には、テーブル替わりに使えるマガジンラックを置いて。インテリア雑貨は「H&M」の通販をよく利用しているそう。ところどころにグリーンを配するのが、映える空間をつくるコツ。
reiyaさんが愛してやまない、『スラムダンク』。単行本、完全版、新装版の3種類を全巻所蔵しています。「何度読んでも新しい発見があります。スラムダンク関連の書籍は、つい集めてしまいますね」。
生活空間のインテリアを損なわない、リビングダイニングの本収納ポイント
reiyaさんのインテリアは漫画収納以外の場所もハイレベル。「大好きな漫画は、デザインもバラバラで、インパクトの高いものが多く、インテリアに馴染ませるのが難しい。そこで漫画は2Fの専用部屋に収納し、1Fのリビングダイニングには置かないようにしました」。
マントルピース風にしつらえたパソコンコーナー。壁に取り付けたニッチには、小説類を置いています。「漫画はリビングに合いませんが、小説なら大丈夫。ただ、あまり量は置かないようにしています」。
マネしたい収納テク⑤ 本を置く場所と量を決めて、定期的に見直しする
増えてしまうという雑誌類も、ウッディーなマガジンラックに収まる程度に量を決め、定期的に整理しているそう。
「私にとって漫画は、生きる活力。ない世界は考えられません」とreiyaさん。「漫画専用部屋」に収まりきらず、納戸に入っている漫画たちを収める壁面収納をつくりたい、と語る無邪気な笑顔が印象的でした。
自宅に専用部屋を新たにつくることは、なかなか難しいかもしれませんが、reiyaさんの漫画収納には、真似しやすいテクニックが満載。ぜひ参考にしながら、漫画収納とインテリアを楽しんでみてはいかがでしょうか？
