インテリアが人気で、多数のフォロアーを持つインスタグラマーの自宅には、工夫を凝らした収納術がたくさん詰まっています。人気インスタグラマー5人に、インテリアのこだわり、そして多彩な収納ポイントをリレー形式で紹介してもらいます!
壁を上手に利用して収納スペースをつくる、壁面収納。何もない壁に収納の要素を加えることで狭い空間を広く見せられる収納方法ですが、工夫を凝らしたDIYで“おしゃれ・かわいい・きれい”の三拍子も付け足すと、多彩な収納術が実現できます。
インテリアに定評があるインスタグラマーの自宅には、そんな壁面収納のアイディアがたくさん。今回は「ライフオーガナイザー」として活躍されているRumiさんに、壁面収納とDIYのテクニックを教えてもらいました。
DIYでキッチンの壁面収納を実現するRumiさんのアイディアと“2つのこだわり”を学ぼう
こんにちは! ライフオーガナイザーのRumiです。一歩外に出ると、小さな寒さを感じる季節になりました。寒くなると外に出る機会が減っておうちにいる時間が長くなりがちで(今年はコロナでなおさらです)、お掃除や整理整頓と向き合う場面も増えると思います。
今回はおうちの中で一番長く過ごす場所——キッチンの壁面収納とDIYのテクニックを、ご紹介します。
壁面収納のポイントは、「お掃除のしやすさ」と「取り出しやすさ」
キッチンの壁面収納は、「①お掃除のしやすさ」と「②取り出しやすさ」の2つを優先しています。作業台には極力モノを置かず、作業のしやすさや片付けやすさを考え、全体としては海外のかっこいいカフェのような少し男前なインテリアを目指しています。
壁面収納DIYのポイントは、「お掃除のしやすさ」と「取り出しやすさ」
一番のお気に入りのコーナーがこちら! キッチンの壁面にDIYで作ったキャベツボックスをランダムにビスで固定して、棚として使っています。本来なら吊り戸棚を設置するような場所ですが、「吊り戸棚はモノが取り出しにくいし、使用頻度の低いモノを扉付きの棚に入れてしまうと結局使わず、モノが増えてしまうだけかも……。」と思い、おウチを建てるときに、壁面を真っ白にしてもらいました。
ここに収納している食器はほぼ毎日使うものばかりで、主人にも子どもたちにも手伝いをしてもらいやすいよう、わかりやすく取り出しやすく収納しています。
キッチンの壁面収納DIYのこだわりポイントその1——「定数管理」をする
食器は1種類につき、家族の人数分しか用意しません。定数管理です。割れてしまったときのことも考え以前はプラス1の数にしていましたが、今はメインの食器は定番商品を選んで、割れてもすぐに買い足せるようにしています。
定数管理のメリットはたくさんありますが、持ちすぎない最大のメリットは「常に片付けるクセが付く」こと。食事のあとシンクに食器を置きっぱなしにしていると次の食事のときに盛り付けられなくなるので、必ず毎食後に食器を洗って片付ける習慣が身に付きます。
キッチンの壁面収納DIYのこだわりポイントその2——「誰でもわかるように収納する」
キッチンには、キッチンツールや食材、食器とさまざまな種類のモノを収納しなくてはいけません。狭い空間にたくさんのモノがあるので、キッチンの壁面収納は、どこに何があるのか、可能なかぎりわかりやすくするといいですね。詰め込み過ぎず、余裕を持たせた収納で家族みんながわかるように心掛けると、積極的にお手伝いしてくれるようになるかもしれません。
キッチンは一日のうちの長い時間を過ごす場所だからこそ、壁面収納を活用して、できる限り快適な空間にしたいものですね。
『HOUSTO』編集部より|キッチンの収納には“余裕”がないからこそ壁面収納とDIYを活用しよう
4年前の調査結果のため、あくまで参考の情報ですが、キッチンの収納に余裕を持たせている人はかなり少ないようです。確かに、自分の家でも他人の家でも、「キッチンの収納がきれいにまとまっていて、ゆとりがある」ケースは少ないように感じます。
今回Rumiさんが教えてくれたアイディアを生かし、おしゃれでかわいいきれいな壁面収納を実現して、見た目も機能も抜群なキッチンを手掛けてみましょう。
次回はキッチンのシンク側の収納についてご紹介します!お楽しみに♪
2020.11.3更新