こんにちは。nobo です。今回はインテリアを活かしながら子どものアイテム収納についてお話ししたいと思います。

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床面積100平米、こだわりの注文住宅にお住まいのnoboさん。 男性目線の、見せると隠すをうまく使い分けた収納は必見。

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子どもの収納で気になるのは、インテリアへの影響ですよね。子どものおもちゃや洋服はカラフルなので、わが家のベーシックカラーのインテリアの中で出しっぱなしにしたり、見える場所に収納したり、子どもらしい収納ケースを使ったりしたら、どうしても浮いてしまいます。子ども用品をすべてベーシックカラーで統一することも手段のうちですが、子どもに好みを我慢させたくなかったので「子ども用品は一切見せない場所に収納する」こと、つまり隠す収納にすることを選びました。

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まず、キッチン背面のパントリーの可動棚を、子ども机として活用。机を置く場所を作らずにすむので、部屋全体の凹凸が少なくスッキリと見せることができますし、収納場所も統一されます。前回もお話ししましたが、可動棚はモノの大きさや量によって好きな位置にカスタマイズできるので、本当に重宝しています。

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突然の来客時、子どもがここでお絵描きや粘土遊びなどで机を使って遊んでいても、引き戸を閉めれば一瞬で隠すことができます。片付けるのも収納、遊ぶのも収納、すべてが収納内で完結するようにしています。

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次に、わが家では収納ベンチにおもちゃを収納しています。このベンチは「WOODPRO」のもの。長さは120cm ほど。足場板古材で作られたインダストリアルな見た目でのおかげでインテリアにもフィットし、傷や汚れを味として活かすことができます。飼い犬にガシガシ角を噛まれても、全く気になりません。何より、元々ダイニングチェアに採用する予定だったベンチなので収納家具の場所を節約することができました。

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ベンチの中は仕切りもなく、座面の蓋をあけて、放り込むだけの簡単収納。ブロックや電車のおもちゃなど大きなものでも簡単に収納できます。さらに、この蓋はソフトダウンステーになっており、とってもゆっくり閉まるので子どもでも安心して使うことができます。いま使っている収納兼用家具はこれだけですが、モノが増えてきたら、今後もこのベンチのような家具で対応していこうと考えています。

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インスタグラムや家に来たお客さんに「子ども用品がリビングに見当たらないけれど、どこに収納しているんですか?」や「普段からこんなに生活感がないのですか?」などの質問をよくもらいます。実はその質問こそがインテリアをキープしながら、子ども用品を収納するカギ。収納する場所もあまり見当たらないし生活感がない、と思ってもらうにはどうしたら良いかを入居前に考え、この大きなパントリーを取り入れることにしました。

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子どもの机だけでなく、洋服や小物類もすべてパントリーの中に収納。そのままでは使いづらいので、カラーボックスや引き出しをパントリーに組み込んで使っています。収納スピードを上げたい、インテリアの邪魔をしたくない、収納場所を節約したいという考えをすべてクリアした収納。わが家の大雑把な性格だからこそかもしれませんが、好みのインテリアを楽しみながら子どもの好みも我慢させず、さっと来客OK な状態にできる収納は、こだわってよかったと思っています。

次回は洗面所収納をご紹介します。お楽しみに。