はじめまして、nabeです。昭和の面影が残る間取りの小さな賃貸団地に夫、私、息子の3人で暮らしています。コンパクトな間取りならではの暮らしやすさや、賃貸の限られたスペースでの収納の工夫などをお話したいと思います。第1回目はキッチンをご紹介します。
わが家のキッチンは昔ながらの団地によくある壁つけの小さな台所。収納スペースが少ないので、調理器具は必要最低限の量を持つようにしています。水回りは常に風通しをよくしておきたいので、吊り戸棚やシンク下の扉をすべて取り外してオープン収納にしています。
ものを取り出すときに、かがむ必要のあるシンク下は、使いやすいように引き出しタイプのポリプロピレンケースに調理器具や食品ストックなどを収納。フライパンは「無印良品」のファイルボックスを使って立てて収納しています。収納アイテムの規格や色を統一することで、オープン収納でもすっきり見えますよ。
キッチンの上の吊り戸棚は、取り出しやすいように「無印良品」のファイルボックスを使っています。お茶、お菓子、食品、薬、4つのカテゴリーに分類してラベリング。必要なときにすぐ取り出せるように、薬もここに収納しています。(ここは子どもの手も届かないので安心です。)
毎日使う調理器具は、吊るす収納で出しっぱなしにしていますが、素材をステンレスとホーローに絞っているので、ごちゃごちゃせず、すっきり見えます。
カトラリーなどは「無印良品」のトレーで仕切り、調理台下の引き出しにざっくり収納。ここは使いたいときにすぐ手が届く場所なので、電池、ドライバー、メジャー、マスキングテープ、爪切りなどもこちらに収納しています。
毎日使う食器はリビングのラックにすべて収納。オープン収納はホコリの心配もありますが、毎日使うので溜まることもなく、気にせず使えています。食器の色は白を基調に無地、無彩色で揃え、すっきり見えるようにしています。このラックに置ける必要最低限の量を持つ、と決めたことで衝動買いを減らすことができました。狭い、古い、などデメリットのように感じてしまう賃貸のキッチンでも、調理器具や食器をお気に入りのものだけに厳選し、量を減らすことで、自然ときれいな空間を保てるようになりました。
次回はリビングとダイニングを紹介させていただきます。お楽しみに!