こんにちは、上田麻希子です。第4回目は主婦の戦場ともいえるキッチンの収納について、お話しますね。

上田 麻希子

上田 麻希子

整理収納アドバイザーとしても活躍中のママインスタグラマー。 フォロワーは12万人を超え、読者目線の投稿が人気。

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どうせキッチンに立つのであれば、なるべく効率よく気持ちよく立ちたいものですよね。自分のコックピットをつくるように日々作業するなかでつくりあげた、わが家のキッチン。はじめは、もので溢れていたのですが、徹底的に見直したことで、とても使いやすくなりました。本当に必要なものだけを残すために手放したものは多くありましたが、整理をしてから約2年困ったことはありません。だからこそお伝えできること、整理のポイントをご紹介させていただきます。

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まずは毎日使うもの、必要なもの、鍋類のみ残し、他のものは思い切って処分しました。鍋類はコンロの下に収納していましたが、いちいち屈んで取り出すのが面倒だったので、コンロ横のパントリーに移動。腰高の位置にあるので無理なくスムーズに取り出せるようになり、大満足!積み重ねて収納できるのがポイントの鍋を使っているのですが、使いやすさを優先し、個別にファイルボックスに立てて収納しています。フライパンや鍋の蓋も仕切りで立てて同じように置いています。

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キッチンツールは1軍と2軍に分けて収納。〇〇専用カッターなど、いろいろな便利グッズがあったのですが、実際に使ったのは数回で結局洗いものが増えて面倒だからと包丁を使ったりしていたので、見直し、必要なものだけにしました。頻繁に使うおたまやトングなどのキッチンツールは、出したままで掛ける収納に。その他のものは2軍としてケースにまとめて棚に入れています。使わないものはない状態なので、量もすっきりして管理しやすくなりました。

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食器についても、改めて見直したところ、毎日使っているのはごく一部でした。来客用のものは除いて、よく使うもの、お気に入りの食器のみを残しています。今まで、おまけでグラスやお皿がついてくるとお得な感じがして、つい選んでしまっていましたが、結局使わないことが多かったので、最近は選ばない、家に持ち帰らないことを心がけています。普段使う食器が使わない食器のせいで取り出しにくくなるのはおかしいかも?と考えるようになり、それぞれの食器の使用頻度を考えて、定期的に収納の位置も見直しています。

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わが家の食器棚は引き出し式ではないので、こまかい小皿などは奥のものまで取り出しやすいように、ファイルボックスなどの収納ケースを引き出しにして収納しています。手が届きにくい上段でも引き出して取れるので便利ですよ。

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食器棚の下にはカセットコンロ類があります。災害時はもちろん、普段の食卓、キャンプ時も外で使えるタイプを選んで購入しました。兼用できるものを選んで買うことも、ものを増やさないポイント。土鍋やカセットボンベはカセットコンロとセットとして考え、近くに収納しておくと必要なときにさっと準備できるのでおすすめです。

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食品類はまとめて入れるスペースがないのでジャンル別に合わせて収納。使いかけのものは紛れてしまわないように専用のスペースをつくって入れるようにしています。

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吊り扉の下部にはマグカップなどのよく使うもの、手が届きづらい上部には製菓用品など使用頻度の低いものを収納しています。キッチン全体に言えることですが、整理をするときのポイントは毎日使うものは取り出しやすい位置に、使用頻度の低いものは手が届きにくい場所やデッドスペースに収納すること。整理して改めて収納するときに、自分の使いやすい位置を確認してみると正解が見えてくるはずです。毎日使う場所だからこそ、ものや収納方法を見直して効率よく動ける使いやすいキッチンになるといいですよね!

最終回は「クローゼットの収納」についてご紹介します!お楽しみに。