こんにちは!整理収納アドバイザーFujinaoです。第2回目はリビングの収納についてお話しします。

Fujinao

Fujinao

整理収納アドバイザー。転勤を繰り返すうち、モノが少ない暮らしの気楽さに気づく。 日々モノと向き合い方を研究、発信している。

https://www.instagram.com/fujinao08140814/

すっきり片付いた空間をキープしたいのに、すぐ散らかってしまう場所といえばリビングですよね。家族全員が使う「公共の場所」であるリビングは、モノが集まりやすいので、散らかってしまいがちなのです。

C08_159_01

学校や図書館、公民館など「みんなが使う公共の場所」で、いくつかのルールがあるように、わが家でも「リビングは公共の空間」というルールに従って片付けがしやすいリビングを心がけています。

たとえば、以下のようなルールです。

・個人の私物は都度、個人の部屋に持ち帰る。どうしてもリビングに置きたい私物は「個人ロッカー」に置く。
・家族共有で使うモノは定位置を決め、使い終わったら必ず元の場所に戻す。
・リビングを散らかしたまま放置しない。こまめに片付けてリセットする。

C08_159_02

個人の私物は、できるだけリビング以外の場所に置き、いつもすっきりとしたリビングが保たれるよう気をつけています。また、リビングに置くモノの定位置は、ほとんどが家具の中にしているので掃除がしやすいフラットな空間になっています。

小学生のこども2人は、日中ほとんどリビングにいます。そのため、リビングに一番近いクローゼットに個人の私物を置く場所を用意して、よく使うおもちゃや本を収納しています。

C08_159_03

あまり使わない、いわゆる2軍の私物は個人の部屋で管理。こども達がもう少し成長し、個室をメインに使うようになったら、クローゼットの私物置き場は縮小するか撤廃しようと考えています。

C08_159_04

文房具など「家族共有」で使う道具は、リビングの収納スペースにしまっています。ラベルを貼ることで、モノの定位置が管理しやすくなりますし、家族も収納場所を把握してくれるので、おすすめです。

C08_159_05

わが家のリビング収納は仕事用デスクの横、幅50㎝程の棚とTV台の中だけ。それでも「リビングは公共の空間」という認識で、収納するモノを絞っているので、大きな収納空間がなくてもきちんと収まっています。

C08_159_06

こども達にのびのびと遊んでもらうために、日中は散らかっていても目をつぶって過ごします。でも、「寝る前」と「出かける前」はリセットタイム!散らかしたおもちゃや道具を片付ける時間を設けることで、5分くらいですっきりキレイにリセットできる散らかり具合で済んでいます。片付けを先延ばしにすると1回の負担が大きくなるので、こまめにリセットすることがキレイを保つポイント。

「リビングにあると便利だから」と、あれもこれもとモノを置いてしまうと途端にリビングの収納量はパンクしてしまいます。リビングは公共の場所という認識で、家族みんなが気持ちよく暮らせるようにルールを決めてみてはいかがでしょうか。 それでは、次回もお楽しみに!