こんにちは、NANAKOです。第5回はこどもの収納についてお話しします。いつも現時点での娘が一番使いやすく、無理なく簡単にお片付けができるように、親である私がこどもの行動や成長を観察し、環境を整えています。
こどもは分別が大好きなので、ジャンルごとにボックスやスペースを用意し、定位置を決めてあげるのがオススメです。収納場所が分かれば、こどもは迷うことなく取り出せますし、元にも戻すこともできるので、5歳の娘も積極的にお片付けしてくれます。
その際に重要なのは、今のこどもの身長に合わせた収納位置。よく遊んでいるおもちゃを一番手が届きやすい腰くらいの位置にしてあげると、とても使いやすくなります。
定位置を決めたあと、収納場所にラベリングすると誰が見てもどこに何があるか明確になるため、さらに使いやすくなります。文字ではなく可愛いイラストにすれば、2歳のこどもでも興味を示してくれます!そうすれば、きちんと一人で出したり戻したりできるようになるはずですよ。
わが家のこどもはダイニングテーブルで、お絵かきや折り紙、お勉強、タブレットを使った習い事をしています。特にお絵かきは、スケッチブック、色鉛筆、クレヨン、鉛筆など使うものが多く、使う場所の近くに運べるようにしたかったため、ワゴンに収納。使用頻度高めのモノはこのワゴンにまとめているのですが、上から見渡すと中身が一目瞭然なので、本当に便利です。
収納が面倒なおもちゃといえば、パズル。わが家は100均で売られているファイル収納にいれています。L字にジップがついていることにより、こどもでも出し入れしやすいところがポイントです。
ついつい言ってしまうのが「ほら、早くお片付けして!!!」という一言。しかし、残念なことにこの言葉では、こどもの心には響かないかも。これからは「よし!一緒におもちゃを元の場所に戻そう!」と伝えてみてください。こどもはまだまだ先を見通すことが苦手なため、「お片付けしよう」だとざっくりしすぎて、具体的に何をすればよいかイメージが湧きません。具体的に「元の場所に戻す」と伝えるだけで、やるべきことが明確になり、体が動きます。
お片付けは、なかなか面倒に感じて、こどもも大人も気分が乗らないときもありますよね。そんなときは、3分や5分など比較的短めの時間でストップウォッチをかけて、家族みんなで「誰が一番早く元の場所に戻せるかゲーム」をしてみてください。お休みの日などは家族のコミュニケーションにもなってオススメです!
モノの定位置を決め、ラベルをはって、具体的でポジティブな声掛けで、毎日のお片付けの時間が少しでも楽しくなりますように!