インテリアが人気で、多数のフォロワーを持つインスタグラマーの自宅には、工夫を凝らした収納術がたくさん詰まっています。人気インスタグラマー5人が、インテリアのこだわり、そして多彩な収納ポイントをリレー形式でご紹介。第1シリーズご好評につき、新たなインスタグラマーで第2シーズンがスタート!

kazuya

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賃貸・1Kで好きなものに囲まれて暮らしている一人暮らし男子。収納スペースが少なくてお悩みの方必見。

https://www.instagram.com/kazu_taka23/

こんにちは、kazuyaです。今回はキッチンのご紹介です。

わが家は1K特有の通路も兼ねているキッチンなので、とても狭いです。
大きな食器棚を置くわけにはいかないけど、収納も欲しい!しかも見た目にもこだわった男前なキッチンにしたい!と思い、収納場所を増やすために壁面を利用しました。
そんな僕流の壁面収納DIYをご紹介します。

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こちらはディアウォールを使った収納棚。
ディアウォールとは、2×4材を突っ張り棒のようにして、壁を傷つけずに簡単に柱を作ることができる人気のDIYツールです。
これを使い壁に沿って柱を作り、棚の位置を自由に変えられるようにするため棚柱(ガチャ棚)を取り付けました。棚板はコンパネを使用しているのですが、これはアウトドアショップの什器を見てかっこいいと思ったのと、とにかく値段が安い(笑)という理由でチョイス!

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コンパネは1枚約180cm×90cmで1,000円程度。これ1枚で、すべての棚板をまかなうことができました。
カットはホームセンターのカットサービスを活用!これを11分割にしてください、と少し面倒なお願いをしましたが、きちんと切ってくださいました。
どのようにカットするか、ラフ画を描いていくと分かりやすいと思います。

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食器棚は、元々あったIKEAのシェルフと組み合わせて見せる収納に。
シェルフの中央の棚板はガラス製なので、割れないようにコンパネを敷いています。

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前述の棚の横には、有孔ボードを取り付けました。
見た目の良さもさることながら、時計やエプロンを掛けるなど、実用性も十分で重宝しています。
設置には石膏ボード用の専用の金具を使用。壁に細釘程度の小さな穴が空いてしまうので、賃貸で厳しいところにお住まいであれば難しいかもしれませんが、その場合はディアウォールを使えばかっこよく取り付けできると思います。
最近は着色済みのボードも売られており、僕のような面倒くさがり屋にはとてもありがたいです(笑)。このシャビーな風合いのボードも、着色済みのもの。

ここでひとつ、節約技をご紹介します!
有孔ボード用のフックって、普通のS字フックと少し形状が違っていて、値段が高かったりするんですよね。そこで、100均のS字フックを使って有孔ボード用のフックを作ることに。

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はい、曲げるだけです(笑)。上部をペンチで少し曲げるだけで、まるで専用品かのようにしっかり掛かるんです。
写真のようにアンティーク調のものを選べば、より雰囲気が出ますよ!
専用のものであれば、フックだけでなくドリンクホルダーやタオルハンガーなどいろいろな形状のものがあるので、うまく組み合わせるとより理想に近い収納ができると思います。

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シンク上部にも有孔ボードを使っています。
オシャレなキッチンに吊り下げ収納は必須だろう、でも賃貸だから大きな改造はできない……。と考えた結果、有孔ボードで壁一面覆うことにしました。
先ほどと違って、こちらのボードは自分で塗装。男前なキッチンにしたかったので黒にしましたが、好きな色で塗装すれば気分も上がって良いと思います。

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設置方法についてよくご質問をいただくのですが、支柱として突っ張り棒を3本立て、それに結束バンドで固定しています。
そんなので大丈夫なの?と思われるかもしれませんが、実際あまり重いものは掛けられません。というか、恐いのでトライした事がありません(笑)。それでも写真にあるくらいならビクともしません。
もう少し重いものも掛けたい!という方は、ディアウォールを使っても良いと思います。ディアウォールは1×4材用もあるので、そちらを使う方がよりしっかりとボードを設置することができると思います。

今回は、狭いキッチンで壁面を使ったDIYでオシャレに収納を確保する方法についてお話をしました。
DIYの良いところは、既製品では対応できない限られたスペースを有効活用できることと、費用が安くできることです。塗りムラができたり、木材が少し割れちゃったり、失敗してもそれが「味」になり、愛着に変わります。
みなさん、ぜひトライしてみてください!

次回はクローゼット収納についてお話する予定です。よろしくお願いします!