棚の高さを変えられたり、ハンガーポールを取り付けられたり、その自由度の高さが魅力の可動棚。今回はキッチンのパントリー収納に可動棚を取り入れたというnatsuさんからお話を伺いました。
おすすめはストック品の収納!パントリーの使い方
わが家では、鍋や菜箸などの調理用品はキッチン下、まな板や包丁、ラップ、ボウルなどはシンク下、というように、主に使用する場所に合わせて収納しているため、パントリー内には使用頻度の低い調理器具(ホットプレートやパン・お菓子づくりの道具)を収納しています。
最初は見た目を重視して、すべて同じ収納ボックスに入れて収納していましたが、中に何が入っているのか分かりにくく、使いづらかったので、今は収納したいモノのサイズやストック量、使用頻度に応じて意図的に収納ボックスを変えています。ただ、扉の奥とはいえ、ごちゃごちゃしているのは気になるので、ボックスの色を統一することで生活感を抑えています。
棚が動かせるから、収納の見直しも面倒なし
パントリーに可動棚を選んだ1番の理由は、入居時点で何をどう収納するか細かく決めておらず、後で高さやレイアウトを自由に変えたかったから。おかげで今では、半年に一度、すべてのモノを出して、ストックの賞味期限チェックをしたり、配置変更したり、棚板の高さを変えられることでいつでもすっきり収納できています。
ちなみに、最初は家電を収納する予定がなかったので、コンセントをつくっていませんでした。途中で電子レンジもパントリーに入れようと決め、電気工事をしてもらったので、これからパントリーに可動棚を取り入れる予定がある人はコンセントをつくっておくことがおすすめです。
可動棚を設置したおかげでデッドスペースを有効に活用でき、収納力の高さを身をもって実感しているので、今後倉庫やクローゼット内にも取り付けたいと考えています!
可動棚博士のチェックポイント!
今回はパントリーに可動棚を使うことで得られる3つのメリットについて解説していきます。
1.使う人目線の収納で家事の時短に繋がる
ズバリ、料理のためのスペースと割り切って使えることが大きなメリットです。使いやすい高さに棚を調節し、取り出しやすい位置にモノを収納して「ジブン仕様」にしてしまえば家事の時短に繋がりますね。
2.簡単にモノの管理と把握ができる
オープンな可動棚にすれば、モノがどこにどれだけの量があるのか、という管理と把握が同時に行えるので便利です。natsuさんのように、管理と把握が必要な食品ストックは中が見えるボックスに入れ、使用頻度の低いモノは見えないボックスに入れる、という分類をすると収納全体のビジュアルにリズム感が出てGOOD◎
3.デッドスペースを減らせる
収納していて、悩ましいのがデッドスペースの存在。可動棚収納を使えば、モノの高さに合わせて棚を動かせるので、デッドスペースが発生しにくくなります。収納ボックスを使用する方が多いので、その高さに合わせて調整ができる点も便利。「段の間隔は収納ボックスより1cmくらい空けておこう」といった比較的細かい高さ設定もできますね。
それでも、中途半端なスペースができてしまう場合は、natsuさんのように小さなメタルラックで段の仕切りをつくれば、取り出しやすく管理しやすいのでおすすめです。