今回は整理収納アドバイザーの岡本あつみさんに「収納失敗したな」と思ったエピソードと解決法を伺いました。プロでも収納を常に見直すことを大切にしています。あなたも今一度周りを見渡して、より暮らしやすい収納を見つけてみませんか?

岡本あつみ

岡本あつみ

『 私は、私の部屋が好き!』 「片付け」と「インテリア」と「マクラメ」であなたらしいお部屋作りをお手伝いしています。

https://www.instagram.com/atsumi.okamoto/

おもちゃを細かく美しく収納…したはずが!?

全然続かず、大失敗だったなーと思う収納方法。
それは、「細かすぎた収納」です。

こどもが成長すると、おもちゃは小さくなったり、パーツが増えたり細かくなったりしますよね。小さいおもちゃに対してざっくり収納だと、おもちゃが埋もれてしまい、見つけにくく、遊びの質にも影響が生じます。
そこで、枠を小さくしたり、仕切ってみたりすることは有効なのですが、問題なのは、「やりすぎる」ことです。

私の失敗はレゴ収納。
レゴを色ごとに、サイズごとに、形ごとに。と細かく分けて仕切って収納を作りました。それは美しい収納で、遊ぶ時もパーツを選びやすく、創作意欲が湧き、遊びの質は良くなったと思います。

片付ける時のことまで考えていなかった!

でも、片付けが…辛かったです。涙

分解したパーツ1つひとつを、指定の場所に戻す訳ですから、相当な時間が掛かります。頭も使います。片付けが得意な私でも辛かったです。笑
片付けが面倒だからレゴでは遊ばない。ということにもなりそうです。
そのため、この「細かすぎるレゴ収納」は早々にやめて、大きめボックスにザザっと収納することになりました。作りたい意欲と目的があれば、パーツが見つかるまでジャラジャラ探すものです。笑
遊び終えたらボックスにザザっと入れて片付け終了!

年齢や個性に合わせた収納を考え続けよう

細かすぎるレゴ収納は、私たち家族には合っていませんでした。
年齢や個性に合わせた収納にすることは、片付けをする、習慣化する上でとても大切なことです。

・続けられる収納方法にすること
・続けられるおもちゃの数にすること(おもちゃは量より質だと思っています)

を意識してみてくださいね。

こどももできる。
パパママもできる。
みんなができる片付けで暮らしをラクにしましょう。

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