初心者でも簡単！センスのある壁面収納

頼れる味方、無印良品のインテリアアドバイザー

すっきりと心地のいいライフスタイルを提案する無印良品。インテリアコーナーのディスプレイは、眺めているだけでも気分が上がる空間です。 「こんな風にしたいけれど、何から始めたらいいのか……？」 無印良品には、収納に関する悩みから、家一軒のトータルコーディネートまで、一人ひとりに合わせたくらしづくりを提案してくれるインテリアアドバイザーがいます。

「無印良品有楽町」は、無印良品の全アイテムが揃う旗艦店。世界最大の売場面積を誇り、連日国内外から多くのファンが足を運びます。同店でインテリアアドバイザーを務める佐伯栞さんに、簡単＆効果的な収納テクニックをたくさん教えてもらいました。

無印良品 インテリアアドバイザー

リビングの壁面収納を、センスよく見せるコツ

人気の壁面収納ですが、空間をうまく使いこなせないと悩んでいる人も多いのでは？ 扉がついていない収納家具の場合、埃がたまりやすいのも気になる点です。佐伯さんは、「あえて選りすぐりのお気に入りを飾りましょう」と提案します。

佐伯さん 「なんとなくモノをしまうのではなく、一番のお気に入りを飾るように収納しましょう。見ていて気分が良くなりますし、こまめな掃除のモチベーションに繋がりますよ」

お気に入りの食器をディスプレイ

佐伯さんは、よく使うお気に入りの食器をリビングの壁面に収納するという斬新なアイディアを教えてくれました。たとえばコーヒーセットをトレーにまとめて飾っておけば、見た目もかわいく、来客時にも便利です。

カップを何気なく重ねた置き方も、真似したいテクニックです。籠には、コーヒー豆などを入れて。

佐伯さん 「お気に入りの食器をしまってしまうのではなく、見えるところに置くだけで気分が良いですし、使用頻度が高ければ埃も気にしなくて良くなります。トレーにまとめれば使うときも、メンテナンスもラクですね」

コーヒーセットは出番が多いので、出したりしまったりと、アクションが多くなり、さらにトレーにまとめることによって、棚もさっと拭けます。見た目とメンテナンス、両方を兼ねたアイディアです。

持っている雑誌をアート替わりに

憧れの、アートのある暮らし。とはいえ、初心者にはハードルが高いもの。佐伯さんが提案するのは、簡単にできる雑誌のディスプレイです。

きれいな写真、さらに英字の雑誌を選べば、センスよく見えます。

佐伯さん 「雑誌や、表紙のきれいな本なども、面を見せて飾れば立派なディスプレイ。季節によって取り替えて、気軽に模様替えできます。ゲストにも手にとってもらいやすく、会話のきっかけにもなりますね」

グリーンと灯りを効果的に飾ってみる

無印良品には、育てやすいインテリアグリーンが各種揃っています。壁面に小さなグリーンを、床置きには大きめのもの選んでみましょう。複数置くことで、全体のバランスが良くなります。そして、ぜひ取り入れたいのが灯りのディスプレイ。空間に陰影が生まれ、効果的に演出することができます。

まずは、小さなポットグリーンから始めてみましょう（¥1,000〜）。鉢の中は底面吸水で、手入れもしやすいのが特徴です。透過性のある照明器具は、柔らかい光が魅力です。朝と夜で、香りを変えれば、メリハリのある生活に。「超音波うるおいアロマディフューザー（¥6,900税込）」

佐伯さん 「グリーンと灯りの組み合わせは、手軽にできるおしゃれテクニック。見ているだけで、とてもリラックスできるインテリアです。無印良品のアロマディフーザーは、透過性のある素材で出来ているので間接照明としてもお使い頂け、灯りと香りの両方が楽しめます。」

無印良品では、「インテリア相談会」「整理収納サービス」「住まいに合わせてつくる収納」など、インテリアアドバイザー、もしくは整理収納アドバイザーに直接相談できるさまざまなインテリアサービスを実施しています。実施店舗は無印良品のHPでご確認ください。

次回vol.2では、雑多なものでごちゃごちゃしがちなリビングの引き出しについて、改善策を伺います。お楽しみに！

今回、お話を伺ったのはこの方
佐伯栞さん

無印良品 インテリアアドバイザー
学生時代から無印良品でアルバイトをしていた、根っからの無印良品ファン。入社５年、インテリアアドバイザーとして３年目。お客様の考えをカタチにしていく仕事に、やりがいを感じています。