秋の行楽シーズンは、過ごしやすい気候や紅葉の美しさもあり、アウトドアに最適な季節といわれています。中でもキャンプは「秋キャンプ」と呼ばれ、ここ最近、秋のレジャーとして、人気急上昇中。今回は無印良品のインテリアアドバイザー・佐伯栞(さえき・しおり)さんをゲストに迎え、秋キャンプでも活躍してくれるおすすめの無印良品の収納グッズについて、うかがいました。

HOUSTO 編集部

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無印良品・インテリアアドバイザーの佐伯栞さんが教えてくれたキャンプで使える無印良品のおすすめ収納グッズ

毎年増え続けるキャンプ参加人口

暑い夏が過ぎ去り、いよいよ秋の行楽シーズンがスタート! 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)はまだ終息していませんが、「ウィズコロナ(with コロナ)」が日常になりつつある中、国の施策「Go To トラベルキャンペーン」の開始もあり、家族でおでかけの予定を立てている方も多いでしょう。

そのおでかけの候補として秋に話題にあがるのが、キャンプです。『旬刊 旅行新聞』に掲載されている「オートキャンプ参加人口の推移(推定値)」を見ると、2019年のオートキャンプ*参加人口は前年の2018年と比較すると、1.2%増の860万人。7年連続で増加しています。

*「キャンプ」と「オートキャンプ」に大きな違いはないようです。

参照元:『旬刊 旅行新聞』/参照URL:http://www.ryoko-net.co.jp/?p=81115

2020年の数字は来年明らかになりますが、このグラフを見る限り、おそらくオートキャンプ参加人口は増加していることでしょう。

キャンプの達人は「キャンプ収納の達人」でもある

しかし、いざキャンプに出かけようとしても、物置の奥にある段ボールに詰め込んだたくさんのキャンプ用品を取り出すのは、意外とひと苦労……。加えて、キャンプ後はしまうのが面倒で、「キャンプの収納」に手を焼いている人は多いはずです。けれども、佐伯さんはこう言います。

「実は、キャンプの達人はみんな、収納上手なんです」

佐伯さんが言うには、キャンプの達人たちは、「キャンプ道具を機能的に収納して『サッと持ち運べる収納テクニック』を持っている」ので、短期間に何度もキャンプを楽しめるそうです。

では、どうすれば「キャンプ収納の達人」になれるのでしょうか?佐伯さんから無印良品の収納グッズを使った「キャンプ用品を持ち運べる収納のコツ」を学びましょう。

キャンプ用品は、用途別にまとめたボックスを作って収納する

キャンプ用品をはじめとするアウトドア用品は、アイテムをバラバラにしまうのではなく、用途別にまとめて収納するのがコツです。

佐伯さん「たとえばこの写真のように、調理器具をひとまとめにしたボックスを作ります。ほかにも、炭や火起こし、トングなどの『BBQ用品ボックス』を作っておけば整理も持ち運びも楽になり、キャンプの設営もスムーズに進みます」。

アウトドア用品やキャンプ用品のボックス整理にうってつけなのが、無印良品の「ポリプロピレン頑丈収納ボックス」。その名のとおりポリプロピレン製なのでとても頑丈で、車のトランクにも詰め込みやすく、車の振動にも耐えられる強さを兼ね備えています。「調理を始めようと思ったら調理器具がトランク内で散らかっていて、その片付けから始める……」といったキャンプ場でたまに見かける時間のロスもなくなるでしょう。

カセットコンロやフライパン、まな板など、調理器具をまとめておけば、いつでもサッと持ち運べて、効率の良いキャンプが満喫できます。「ポリプロピレン頑丈収納ボックス」(写真は特大サイズ・¥2,590。ほか、小・¥1,290、大・¥1,790があり。すべて税込み)

キャンプのときの“もしも”に備えておきたい、防災用品収納ボックス

「ポリプロピレン頑丈収納ボックス」は、キャンプ時、防災用品を収納するボックスとしても活用できるそうです。

佐伯さん「『ポリプロピレン頑丈収納ボックス』はアウトドア用品やキャンプ用品だけではなく、防災用品をまとめておく用途としても、最適です。たとえば、キャンプ場で何かしらのアクシデント——大雨によるがけ崩れや河川の増水、強風などで避難指示が出され、安全のために避難所へ移動しなければならないとき、こういった防災用品を詰め込んだボックスがあれば、とても重宝します。『ポリプロピレン頑丈収納ボックス』にふたをすれば簡易チェアやテーブルとしても使えるので、避難所でも何かと便利でしょう。重いボックスを楽に運ぶために、ラゲッジカートを用意しておくことも、おすすめします」。

事故のリスクもあるキャンプ。飲料水・食品・下着・軍手類・医薬品など数日分を収納し、防災用品収納ボックスとして必ず用意しておきたいものです。(写真は『ポリプロピレン頑丈収納ボックス』の大サイズ〈¥1,790・税込み〉)

女性でも軽々とボックスを移動させられるラゲッジカート(黒い部分)。災害時はもちろん、キャンプ場でも活躍します。『ラゲッジカート』(¥3,980・税込み)/廃盤

キャンプ用品を収納するときに活躍してくれること間違いなしの、無印良品の『ポリプロピレン頑丈収納ボックス』。リーズナブルな価格で収納力も高い無印良品のアイテムは、キャンプ時の必須アイテムになること、間違いなしです。

無印良品では、「インテリア相談会」「整理収納サービス」「住まいに合わせてつくる収納」など、インテリアアドバイザー、もしくは整理収納アドバイザーに直接相談できるさまざまなインテリアサービスを実施しています。実施店舗は無印良品のホームページでご確認ください。

無印良品 銀座

  • 住所:東京都中央区銀座3丁目3番5号
  • アクセス: 東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座」駅B4出口・徒歩3分、東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅5番出口・徒歩3分、JR山手線「有楽町」駅中央口・徒歩5分
  • TEL:03-3538-1311
  • 営業時間:10:00~21:00
  • https://www.muji.com/jp/shop/046604
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今回、お話を伺ったのはこの方
佐伯栞(さえき・しおり)さん

無印良品 インテリアアドバイザー
学生時代から無印良品でアルバイトをしていた、根っからの無印良品ファン。入社5年、インテリアアドバイザーとして3年目(2017年当時)。お客様の考えをカタチにしていく仕事に、やりがいを感じています。

2020.10.6更新

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