こんにちは。フォトスタイリスト(※)のヤノミサエです。
素敵なインテリア用品を買ったのにおウチに置くと何だかイマイチ……。なぜかお部屋があか抜けない……。そんな経験はありませんか? おしゃれなインテリアに見せるには、じつは「コツ」があります!第1回目はインテリアの基本である統一感を出すための「まとめるコツ」をご紹介します。
※フォトスタイリストとは暮らしやインテリア、ライフスタイルに関する撮影において、魅力をいかに引き出して伝えるかに重点を置いたスタイリングを専門的に学んだ者のこと。
どんな部屋にしたい?まずはテイストを決めよう!
インテリアのテイストはさまざま。流行りの韓国系や、王道のナチュラル~北欧系、インダストリアル~男前系、シンプルモダンなホテルライク系、エレガンス~フレンチ系、など多岐にわたります。どんな雰囲気が好き? どんな部屋で暮らしたい? イメージを明確にするため、PinterestやInstagram、雑誌などで好みのインテリア写真を集めるのもおすすめです。
インテリアづくりは大きな家具・収納から決めていく
テイストが決まったら、いよいよインテリアづくり。ここでポイントになるのが、「大きな家具や収納などメインになるモノから揃える!」ということ。メインが決まれば、それに合うよう周りのインテリア小物を決めていけばいいので、全体のテイストが揃いやすくなります。
わが家のリビングのテイストは「白壁×オーク材家具×モノトーン」ですが、最初に買ったメインの家具は、「無印良品」のスタッキングシェルフ(収納棚)とテーブルセットでした。その後、照明や壁を飾るアイテム、植物といったサブアイテムを、メインに合うよう揃えていっているところです。
テイストは混ぜない!揃えるのが基本!
テイストが違うモノ同士を合わせるとチグハグ感が出てしまい、全体がまとまりにくくなります。合わせるには、かなり難易度が上がるので、まずはテイストを揃えるのが基本! 写真(右)は、ナチュラル系家具と北欧モダン系ポスターに対してテイストが違う女性らしいフレンチ系を混ぜたので、何とも居心地の悪いチグハグ感が出てしまいました。
色数は3色までに絞ってスッキリ見せ!
インテリアにおいてテイストと同じくらい大事なのが色まとめ! 色数が増えるとまとめるのが難しくなるので、パッと見てメインカラーを3色くらいまでに絞ることで、全体がスッキリまとまって見えます。
わが家のキッチンは白、レンジフードが黒だったので、キッチン周りはモノトーンでまとめました。サイズ・形が違う「無印良品」の収納アイテムを混ぜて使っても、色を絞っているのでスッキリ。
おしゃれなインテリアに見せるコツ、基本のキは「全体のインテリアテイスト」と「色」をまとめること! 模様替えをするときやアイテムを買い足すときには、ちょっと気にしてみてくださいね。次回はインテリアがこなれて見えるレイアウトについてお話しします。お楽しみに。