ジャストフィットなデザインやサイズの収納やインテリアを目指すなら、今話題のDIY(Do it yourself)にチャレンジ!初心者でちょっと不安、という方におすすめしたいのが、DIYワークショップ。DIY“超”初心者の編集部員が、実際のワークショップやレッスンに潜入し、体験談をお届けします。
第二回目は引き続き、東京都二子玉川のショッピングセンター「rise(ライズ)」内、「DIY FACTORY 二子玉川店」からレポート。「布貼りスクエアスツール」は前編で脚となる木枠の完成まで進みました。後編は、座面制作からのスタートです。
前回の記事はこちら(Vol.1 かわいいのに本格的!スクエアスツール<前編>)
STEP5 座面の制作
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座面は座り心地を高めるために、ベニヤ板、厚さ30mmのチップウレタン(灰色)、厚さ15mmの高弾性ウレタン(黄色)の3層構造に。ソファの中身もだいたいこのような構成になっているそう。
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3つの部材を接着剤で密着させます。使用するのは、先ほどまで使用していた木工用ボンドではなく、合成ゴム系接着剤。この接着剤は、①片面ではなく両面にまんべんなく塗布すること、②面が乾いてから密着させることでより強度が高まることを特徴としたもの。道具の正しい使用方法や用途などもセットで教えてもらうことで、よりDIYへの理解度が高まります。
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接着剤が乾いたら、座面部品を重ね、上から体重をかけていきます。ベニヤ板がスポンジからはみ出ると座った時の違和感の原因になるため、スポンジサイズをベニヤ板から10mmほど大きくすることがポイントです。
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持参した布を、使用サイズに合わせてカット。座面サイズ(400mm×400mm)より100mmくらい大きめにカットします。
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タッカーという、平面で使用できるホチキスのような道具を使って座面の裏側で布を留めていきます。4つ角部分は、包装紙で箱を包むときのような手順でキャラメル折りのように仕上げます。厚い布を使用すると角がキレイに収まらない可能性があるため、慣れるまでは薄く柔らかい布を使うのがコツだそう。
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1辺あたり4〜5個の針で留めたら、金槌を使用して針を座面に馴染ませます。これで座面は完成です!
STEP6 仕上げ
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脚と座面を組み立てる前に、脚の角の手触りをヤスリで整えます。紙ヤスリで少し研磨するだけで、驚くほどなめらかに!ビスの穴付近の毛羽立ちや木材そのものの節も、この一手間で優しい手触りに変化します。
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脚を寝かせ、座面との設置面にL字金具を取り付けます。短いビスを使用するため下穴空け工程は省いて、小型ドライバーのみで取り付けます。
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座面に脚を乗せて、いざ、最終工程へ!座面が曲がらないように注意しながら、慎重に設置。
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スツールを起こして、最終調整。座面と脚の間に布が溜っている場合は、マイナスドライバーなどで布を中に押し込むと、シワがなくキレイな座面に仕上がります。
完成!
約120分の工程を持って、完成!本来所要時間は180分予定でしたが、受講者人数の関係で早めの完成に。座ってみると、程よい柔らかさの座面。脚も安定感ばっちりで、なかなかの座り心地です。
今回のレッスンで最も勉強になった点は、脚部分の制作。デスクや棚など幅広いアイテムに流用できる“ハシゴ”の作り方を覚えることで、一気に挑戦できるDIYの幅が広がります。また、接着剤などの道具や工具の正しい使い方も、他のDIYに流用できる知識の一つ。スクエアスツール制作からたくさんのテクニックを学べる、充実のレッスンでした。
今回教えてもらったのは……
初心者に優しいアットホームなDIYスクール。受講したいレッスンに合わせてポイントを購入(1P=1,250円(税別))。基礎レッスンは電動工具の基礎(3P)から、木材加工の基本(3P)までさまざま。基礎レッスンを終えたら成果物付きのレッスンも受講可能(今回の布貼りスクエアスツールは8P)。 ※布貼りスクエアスツールは2017年9月のプログラム。成果物付きレッスン内容は月によって異なります。詳細はお問い合わせください。
- DIY FACTORY FUTAKOTAMAGAWA
- 東京都世田谷区玉川1-14-1 二子玉ライズS.C. テラスマーケット2F
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