ジャストフィットなデザインやサイズの収納やインテリアを目指すなら、今話題のDIY(Do it yourself)にチャレンジ!初心者でちょっと不安、という方におすすめしたいのが、DIYワークショップ。DIY“超”初心者の編集部員が、実際のワークショップやレッスンに潜入し、体験談をお届けします。

HOUSTO 編集部

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キレイに整った室内には、グリーンで彩りをそえたいもの。最近人気の吊り下げ型リース「スワッグ」のDIY体験に編集部員が挑戦。オーストラリア産のプリザーブドフラワーやドラ イフラワー中心に取り扱う工房「grantflower」で教えてもらいました。

STEP1 工程の説明

はじめに材料と行程、所用時間などをチェックします。 スワッグは、好きな花材をまとめて紐でしばるシンプルなブーケ。花材は店内のものを自分でセレクトした後、ブーケ型にしばる方法を先生から学びます。店内に立ちこめる花の豊かな香りの中で、花の種類について丁寧に説明をしてもらいました。

【所要時間:60分程度】
●花材(ドライフラワーやプリザーブドフラワーなどお好みのもの)
●麻ひも
●裁ちハサミ

STEP2 花材のセレクト

  • 店内には日本ではあまり見かけない、珍しい種類の植物がたくさん。自然のカラーのものからオシャレに着色したもの、ドライフラワーやプリザーブドフラワーなど種類もさまざま。中から、合計3,800円前後になるように花材をセレクトします。※お店側が準備してくれている調整用の花材は自由に使用可能。

  • 今回選んだ花材がこちら。季節を問わずグリーンを楽しめるようにシーズンレスなものをチョイスしました。完成図をイメージしながら花材を組み合わせます。

STEP3 花材の確認

  • スワッグにする花材は乾燥させた植物が中心のため、もろく壊れやすいことも。保護ビニールをすべて外し、植物の長さや“顔”を改めて確認します。ビニールを外すと、フワっと自然な香りが広がります。

STEP4 葉の調整と中心設定

  • 花のまわりを囲っている葉を適度に調整し、しっかりと表情がわかるように剪定します。

  • メインの花材を決めたら、スワッグの中心を設定するため茎を麻ひもでしっかり縛ります。

STEP5 ブーケの肉付け

  • ブーケの中心に少しずつ肉付けするように、花材を足していきます。色味や表情を組み合わせて、自分好みの形がどんどん出来上がってきます。

  • 背の高い花材や、個性的な表情の花材は組み合わせが難しいところ。悩ましい部分は先生に相談。数々のフラワーアレンジ経験豊富な先生が、解決法をアドバイスしてくれます。

STEP6 ひもで縛って逆さに。イメージを確認

  • 大枠のイメージが固まったら、麻ひもでブーケ根元をきつく縛ります。ブーケの面が崩れないように、慎重にまとめます。

  • まとめたブーケを逆さにして、実際に飾る時のイメージを確認。ブーケ自体の長さや縦横のボリュームを、ここから調整していきます。

STEP7 ボリュームを調整して飾りひもを設置

  • 逆さに吊るした際に気になった箇所にさらに肉付け。調整がおわったら、もう一度固く根元全体を麻ひもで縛ります。

  • 展示用に、20cmほどの長さにカットした麻ひもを玉結び。 輪の部分は、画鋲などに掛ける部分になります。

  • 先ほど玉結びした麻ひもを、輪の部分がスワッグ背面になるように根元に巻き付け強く縛ります。このときに縛り方が弱いと、展示時に紐からスワッグが抜け落ちて落下してしまうこともあるので注意しましょう。

STEP8 仕上げに長さを調整

  • やわらかい葉物は、このタイミングで付け足すのがベスト。固く結んだひもの間に差し込むように最後の調整をします。流線に富んだ葉物を入れると、躍動感が出てまた違った表情に。最後までイメージを膨らませて形作る楽しさを味わえます。

  • 根元の結び目から下を好みの流さにカットします。短めだとブーケ風に、長めだと野の花をまとめたようなナチュラルな雰囲気に。

STEP9 スワッグの完成!

壁面のフックなどにとりつけて、完成です!細い白木が長く伸び、横にはグリーンが広がるナチュラルな表情になりました。先生の「目立つお花は中央に」のアドバイスとおり、真ん中に置いた丸い花材が良いアクセントに。

制作後はラッピングサービスも。手作りのスワッグをギフトにするのも素敵です。母の日や誕生日ギフトに、お父さんとお子さんがワークショップに参加することもあるのだとか。

まとめ

流行のスワッグは、ミモザやユーカリなどの定番の花材で作られているものは多く見かけますが、ここまでワイルドで個性的な花材で作れるのは「grantflower」ならでは。玄関やトイレなどに設置すると、フワっと香る自然な植物の香りに癒されること間違いなし。作り方もシンプルで簡単なので、季節に合わせてどんどんチャレンジしたくなりました。

今回教えてもらったのは……

オーストラリアのワイルドフラワーを中心に珍しいプリザーブドフラワーを多数取り揃えたフラワー工房。アレンジメント経験豊富な店主、藤井いずみさんが教えるがフラワーアレンジメント、ブーケ・花束、かごアレンジ、手作りウェディングブーケなどのDIY教室を開催しています。今回チャレンジしたスワッグ作りは5,800円(税込)のプログラム。姿形が個性的で独特な、珍しいお花を選んで、こだわりのインテリアやプレゼントが作れます。ワークショップはストアカ(https://www.street-academy.com/steachers/126253)から申込みが可能。

  • grantflower
  • 東京都杉並区松庵3-17-14 プランドール松庵101
  • 営業時間 9:30〜17:30
  • 定休日 木曜日・日曜日
    ※他不定で休日の場合があります。詳しくはお問い合わせください。
  • 問い合わせ
  • 03-3333-1515
  • http://grantflower.com/